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入社してからが本当のスタート!〜自分の人生をどう歩むか?〜

就活生のみなさん、就活お疲れ様です。
採用担当Aです。

就活活動は大変で、辛いこともあるかと思います。
それでもがんばるのは、輝く自分の未来のため。

就活はゴールではなくスタート地点に向けた活動です。
実際に入社してもすぐに辞めてしまう方が一定数います。
入ってみないとわからないこともありますし、自分の考えが変わることもあるので悪いことではないかと思います。

しかし、就活でもっと調べておけばよかったとか、もっと頑張ればよかったと後悔することはもったいないと思います。


入社半年後調査

マイナビが2022年卒を対象に入社半年後調査を出しています。

2022年卒 入社半年後調査 ~ コロナ禍2年目での就活を乗り越えた新入社員たちの現在地とは ~

マイナビ キャリアリサーチLab

就活はゴールではなくスタートです。
就活が成功したかどうかは実際に就職して働き始めた後でしかわかりません。

22卒の方はどのような社会人ライフを過ごしているのでしょうか。


22年卒の就活生のうち就職している割合は89.7%
就活はしたが現在「学校に通学」がやや増加

22卒は就職をしている方が約9割、通学しているかたが約6%でした。
就職をしている方は昨年より少し減少しています。

  • 2022年10月時点で「企業に勤務している」割合は83.8%。

  • 同じく「公務員として勤務している」人は5.8%で、「就職している」人の割合は89.7%。

  • 前年に比べわずかに減少した。前年は92.8%だった。

  • 「大学・大学院・専門学校等に通学」している人は6.1%で、前年比1.9ポイント増加した。


勤務先のインターンシップに参加していた割合は前年並みの約4割
理系のほうが文系より割合が高い

約4割の方がインターンに参加し、その企業に就職しています。
インターンで企業風土や人に触れることで価値観と照らし合わせているようです。

  • 現在の勤務先でのインターンシップに参加している割合は39.7%で、前年比0.2ポイント減少。

  • 理系学生の参加率は45.4%で、前年比2.8ポイント減少。文系学生は36.3%で、前年比1.9ポイント増加。

  • インターンシッププログラム内容では、文系・理系ともに多いのは「若手社員・職員との交流会」と「グループワーク」。

  • 文系学生にとっては、「人事や社員・職員からの講義・レクチャー」も頻繁に行われるプログラム内容の一つ。


就活時の入社予定先満足度5(最高)は約5割だが、入社半年後の勤務先満足度5は約3割に減少

どんな企業に入社しても必ずギャップはあります。
外からは見えないこともあります。
そういった意味でも完璧な就活での成功はないのかもしれません。

  • 満足度5(高い)の割合は、就職活動時から現在(入社半年後)にかけて減少し、満足度3以下(低い)の割合は増加。3年連続で満足度が下がっている。

  • 入社半年後の勤務先満足度5の割合は30.8%で、前年比4.6ポイント増加。就職活動時の満足度5の割合(51.1%)から約6割に減少。


勤務先満足度の減少に強く影響したのは「将来のキャリア展望」と「経営者の印象」

僕たち採用担当者の仕事は学生の皆さんに入社してもらうことです。
もちろん入社後に活躍し、本人も会社もWin-Winでなければなりません。
説明会などでは自社のいいところや強みを中心に話を構成しています。

また、学生の皆さんと触れ合うような担当者や先輩社員は社内でも活躍しており、人当たりがいいという社員です。
必ずしも全員がなりたいキャリアを歩めるわけではもちろんありませんが、入社前後でギャップを感じるのも無理はないでしょう。

  • 就職活動時から入社半年後にかけて、最も変化が大きかったのは「将来のキャリア展望(理想とする将来のキャリアプランを実現できそうか)」。

  • レベル5(最高評価)は12.3ポイント減少し、レベル3以下(低評価)は25.0ポイント増加。

  • 特に低評価の割合が大幅に増加しており、就職活動時に「理想とする将来の自分が実現できそう」と思って入社を決めた学生の中で、入社して半年後には「実現できるのか疑問」になるケースが増えている。

満足度の側面比較・就活時と現在

経営者は会社の利益を上げることをミッションとしています。
まだ”社外の人”である就活生に対しては対外的な振る舞いをします。
そして就職し”社内の人”になると印象が変わることは当たり前です。

お客様から従業員に変わったようなものですから。

  • 最も変化が大きかったのは「経営者の印象(社長、役員、経営者の印象について)」だった。

  • レベル5(最高評価)は14.6ポイント減少し、レベル3以下(低評価)は16.6ポイント増加。

  • 就職活動時には「入社予定先のトップ」について漠然と良いイメージを持っていたが、実際に入社してその人となりに触れる機会があった際、「思っていたより○○だった」と多少落胆するケースが増えている。


満足度が高い新入社員の職場は、将来のキャリアプラン実現のための環境が、より多くの面で整っている

人生でも長い時間を過ごす仕事の中で、成長したいという思いは誰にでもあると思います。
自身のキャリアをどうやって築いていくことができるかについてはしっかりと把握をしてから入社したいですね。
入社前にキャリアを思い描けていなくても大丈夫です。
仕事をしていくうちに自身も成長しやりたいことも見えてきます。

  • 勤務先満足度が5の人(高い人)は平均8.0個の環境が整っており、満足度が3以下の人(低い人)の平均3.1個と比べ、大きな差がある。

  • より多くの面で職場の環境が整っている人ほど、理想とする将来のキャリアプランを実現可能と自覚し、それが勤務先の満足度の高さに寄与していると言える。

将来のキャリアプランを実現するための環境が
「(十分+ある程度は)整っている」数・平均

最初のうちは仕事を覚えること、社会人としてのマナーやふるまいを学ぶことからスタートします。
徐々にできることが増えてくると自分の色を出したくなってきます。
そんなときにどこまで裁量権があるか?自由にやらせてもらえるか?が重要になってきます。

  • 勤務先満足度5と満足度3以下では、いくつかの要因において特に大きな差がある。

  • 「自分の意見やアイデアを活かせる環境」「ロールモデル・キャリアモデルとなる人の存在」「将来のキャリアプランと自分自身との適性の確認」などが含まれる。

  • 職場において、自分のアイデアや提案を活かし、理想の将来像に向けて成長を実感できる環境が、勤務先の満足度の高さに寄与していると考えられる。


勤務先満足度が高い人は、勤務先の社長・経営者にあてはまる好印象の数が多い

仕事は一人ではできません。
上司や先輩、同僚などチーム単位で動くことが多いです。
そんな一緒に働く人物が働く環境で一番影響があります。
どんなに給与がよく環境が良くても、人間関係が最悪であれば仕事は楽しくありません。

  • 勤務先満足度が高い(5)人は、勤務先満足度が低い(3以下)人に比べて、平均で「好印象」が多く、「悪印象」が少ない。

  • 個別の「好印象」において、勤務先満足度5の人は3以下の人に比べて高い割合で「尊敬している」(18.5pt差)、「人間的魅力がある」(17.2pt差)と評価されていた。

  • 評価をしようとした際、「どんな人なのかよくわからない」と感じる割合は、勤務先満足度3以下の人が32.6%で高かったが、満足度5の人は18.0%と比較して大きな差があった。

勤務先満足度が高いと環境が自分に合っている数が多いが、合っていても満足度につながらない場合も

自分に合った環境で仕事をするということはストレスがなく満足度が高くなります。
しかし、それだけでは物足りないこともあり必ずしも満足度につながるというわけではありません。

  • 勤務先満足度の重要な要素の1つは、「自分に合っているかどうか」である。

  • 勤務先満足度が高い人は、自分に合っていると思える割合が高い。

  • 「自分に合っている」とはどのような状態を指すのかを明確にするために、職場の環境に関する12の「A/B・正反対の状況」を想定し、回答を収集した。

勤務先の環境と、その環境が自分に合っているかどうか・項目一覧

価値観は人それぞれです。
すべてが完璧な職場はありませんが、自分の価値観に合う箇所が多いほど満足度は高くなります。

  • 勤務先の満足度と「自分に合っている」と感じる状況の関係を調査した結果、勤務先満足度が高い人は、より多くの面で「自分に合っている」と感じられることが示された。

  • 勤務先満足度5の人(高い人)は、平均して10.4個の面で「自分に合っている」と感じている。

  • 一方、勤務先満足度3以下の人(低い人)は、平均して6.9個の面で「自分に合っている」と感じている。

  • したがって、満足度が高い人ほど、より多くの面で自分に合った職場環境にいると言える。

職場の環境が「自分に合っている」数・平均

自分に合っていても今の自分以上のことを求めれれない限り成長は見込めません。
ぬるま湯に浸かりながら時だけが過ぎていくのは恐ろしいものです。

  • 個別の「自分に合っている」環境に焦点を当てた結果、勤務先満足度5(高い)と満足度3以下(低い)の人々の間で大きな差が見られた。

  • 最も大きな差がついた要因は、「今より上を目指す必要があり成長できてよい」という環境で、勤務先満足度5の人の大多数がこの環境にあり、「自分に合っている」と感じていた。

  • 対照的に、「今の能力で十分仕事をこなせるのがよい」という環境は、勤務先満足度が低い人の方が割合が高かった。この場合、「自分に合っている」と感じても、勤務先満足度の高さには結びつかないことが示された。

  • 「積極的に意見を言える雰囲気」は勤務先満足度5の人の方が合っていると感じていたが、逆に「意見を求められることがあまりない」環境では、勤務先満足度が低い人の方が割合が高かった。

勤務先満足度と環境が自分に合っているかどうかの関係

満足度に一番影響する要因が”成長”でした。
今の時代、一つの会社で社会人生を全うすることは当たり前ではなくなりました。
また定年も伸び、市場価値を高める必要性を感じている方が多いようです。

  • 勤務先満足度の高さと関連付けられた環境要因には、「仕事の上で自分の成長につながる環境」と「コミュニケーションが密な環境」が含まれる。

  • 一方で、「仕事の上で現状維持な環境」と「コミュニケーションが少ない環境」は、「自分に合っている場合」でも勤務先満足度の高さには関連しない傾向がある。


まとめ

就活はゴールではなくスタート地点に立つための活動です。
そして価値観は人それぞれ違います。
自分の人生です。
就活はどのような人になりたいか?どのような人生を歩みたいか?を自身でしっかりと考える期間です。

自分らしく生きるためにも仕事選びは重要です。
応援しています!


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