グループワークで合格率が爆上がりする3つのポイント
就活生の皆さん、就活お疲れ様です。
採用担当Aです。
新卒採用の選考でしばしば行われるグループワーク。
ワークの中で何を見られ、どうやったら合格率が上がるか難しいものです。
また、一緒にワークを行うメンバーにも左右されるところが大きくあります。
グループワークは、面接よりも流動的で周りに影響されるため苦手な方も少なくないでしょう。
実際にグループワークの面接官として私が見ている視点をもとにポイントを3つに絞りました。
私はこの3つができている学生は全員合格にしています。
ぜひみなさんも意識してグループワークに臨んでください。
そもそもグループワークはなんのために行っているのか
グループワークはなんのために行っているのか?について見ていきます。
まず大前提としてグループワークを行う企業はチーム単位で働く職場が多いです。
職人のように一人で技術を磨いていくといった企業でグループワークが行われることは少ないでしょう。
チームの中で問題なく働くことができるか?の視点が根底にはあります。
新卒採用におけるグループワークでは、学生のコミュニケーション能力、チーム内での振る舞い、問題解決能力を見極めるために用いられます。
企業は、個人の主体性、協調性、リーダーシップの有無、さらにはストレス下での対応能力を評価することを目的としています。
このプロセスを通じて、学生が実際の職場環境においてどのように貢献できるかを判断するのです。
それでは、グループワークを成功に導くための3つの重要なポイントをご紹介します。
1. 積極的に楽しんで主体的に参加する
グループワークにただ単に参加するのではなく、「積極的に楽しむ」ことが重要です。
これは、ポジティブな姿勢で挑むことがチーム内の雰囲気を良くし、より良いアイディアが生まれやすくなるからです。
メンバーの発言を肯定的に受け止め自らもアイディアを出すことで、グループの中での自分の存在感を示しましょう。
また、他者の意見に耳を傾け、適切なフィードバックを行うことで、全員が参加しやすい環境を作ることができます。
特にWEBで実施する場合はいつもよりオーバーなくらいうなずきや共感の言葉を付けましょう。
自分も含めメンバーが話やすい雰囲気か、お通夜状態かは合否に大きく関わります。
議論を狭めていくのではなく、広げていくことができるか?がポイントです。
ぜひ心理的安全性の高いグループワークにしてください。
2. 俯瞰してワークを見る
グループワークを行う上で、自分だけでなくグループ全体の動きにも目を配ることが重要です。
特に、時間管理やメンバーの発言量のバランスを保つことは、グループワークの成功に不可欠です。
全員が平等に意見を述べられるように努め、時間内に目標を達成できるようにしましょう。
また、グループ内で誰かが発言ができず黙ってしまっている場合は、その人が意見を述べやすいようにフォローすることも大切です。
相手の名前を呼び意見を求めることでメンバーからの発言を引き出しましょう。
またワークのはじめにざっくりとでもいいので時間配分を設定し、ワークを進めることをおすすめします。
必ずしもタイムキーパーを担う必要はありません。
実はこのあたりが非常に高く評価されます。
ついつい議論が白熱して周りが見えなくなることがありますので心のどこかに全体を見る、時間を把握することを忘れないようにしましょう。
3. 目的からずれていないかを常に確認する
議論が白熱することは、グループワークにおいてよくあることです。
後半に入るとメンバーのキャラクターもなんとなくわかるようになり、発言が増えてきます。
しかし、議論が盛り上がるあまり本来の目的から逸脱してしまうことがあります。
そのため、定期的に議論の内容が目的に沿っているかを確認し、必要に応じてコース修正を行うことが大切です。
グループ全体として目的を意識し続けることで、より成果のある議論を行うことができます。
ここもワーク冒頭にメンバーと認識合わせをしておくとワークが進めやすくなります。
ついつい脱線しがちが議論に対して適切なタイミングで目的に立ち返ることは社会人になってからも必要な能力です。
自分たちが行っている議論や出そうとしている提案が、課題に対してクリティカルな答えか?を常に持ちながらワークに取り組みましょう。
まとめ
グループワークは、自らの能力を示し、他者との協力を通じて成長する絶好の機会です。
面接よりも流動的で周りに影響されるため難しいと感じる人も多いと思います。
1.積極的に楽しんで参加する
2.俯瞰してワークを見る
3.目的からずれていないか常に確認をする
この3つの注意点を心がけることで、グループワークを有意義な経験に変え、あなたのパフォーマンスが劇的によくなります。
頑張ってください!
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