「DX後の世界」

こんにちは。
株式会社イコム、採用Gです。

大学院の「起業・事業開発演習」でエントリーした、「まちだ未来ビジネスアイデアコンテスト2020」では何だかんだでファイナルまで残ることになりました。
町田市経済観光部産業政策課が主催する街づくりアイデアコンテストに授業の一環としてチームでエントリーし出展するというものです。
実践的にアトレプレナーシップを学ぶ者にとっては、外部からの客観的な評価に期待が掛かります。
結果はどうなることでしょうか。
最終ファイナルの結果は、9日です。

本日のタイトル「DX後の世界」。
政府は不要な押印手続きを無用化するというフラグを掲げ、かれこれ数カ月の月日が経ちました。
国の戦略の一つとしてもデジタル庁なるものが創設され、いよいよ本腰を入れ行うのか?というところまで来ている印象はあります。
押印手続きの無用化は、そういう意味でも政府が行うはじめてのDXへの挑戦と言えそうですが、そう一筋縄にはいかないようです。
DX後は実際どのような生活の変容を迎え、私たちの生活の何が具体的に変わるのか?
これは見物です。

現在個人の方で参加しているワーケーション事業は、やればやる程に課題がでてきており、こちらも一筋縄ではいきそうにありません。
地方に労働力を誘致し、「地方でも生き生きと働く人たちが増えている」状況を作り出すのには、コロナウイルスは大いに変化のきっかけとなってこれに限っては地方にとっては追い風。
一方で、それ以外に考えなければならない課題の一つに、子どもの教育というものがあります。
これはエビデンスもない、完全な私見での話ではありますが、私も実際に地方で生活をしながら直面した課題の一つだったことからこのことは無視できずいるという状況です。
大人の働く環境を変えると同時に求められることが、子ども教育格差というもの。
子どもによい環境でよい教育を与えたいと思うのは、どの親だって同じことでしょう。
親の働く環境と同時に、子どもの教育的環境を整えなければ結局地方はその選択肢から外れるという状況に変化は起こらなそうです。

「生命保険同様、中学受験が不安産業として成立しまっている」という話に強い危機感と同時に、同意が生まれています。
この不安を掻き立てているものは一体何のか?
その一つに「いい大学を出て、いい会社に就職する」というものは大きく影響しているように思います。
学びたいことを社会の中で見つけて、専門家として知識を高めていくための余地が極めて足りていない。
この責任は何も教育側だけの問題ではなく、企業側にも大きな責任があるように思えてなりません。
技術が革新し、基礎学力を向上させるために必要な学習方法を得る手段はもうそこまで来ているように思います。
ここから先に必要になる「DX後の世界」は、社会と労働と学びの3軸の同時アップデートが個人的にはキーエッセンスになるのではないか?という確信があります。
企業は良い人材を得、更に教育するために、何ができるのか?
そんなことを考えるきっかけの一つに、当社でも議論の種になればいいなと思っています。


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