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振り返り

こんにちは。

早いもので時はもう師走。
「今年も残すところ1ヶ月を切りました」という挨拶があちらこちらで囁かれていますよね。2022年も大詰め。年明けの1月を最高の状態で迎えるためには最後の締めくくりと同時に、仕込みの準備を両方おこなわなければならず、まさに「止まってなんかいられない…」そんな日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。

さて、23卒の新卒採用は当社も11月を以って終了いたしました。
目標採用人数に1名の未達という結果での終了です。
同時に24卒の早期エントリーがはじまり、こちらは早々から一次選考のエントリー者が会社を訪れ、着々と次の年の採用に向けた動きがはじまっています。

そんな中、今月はじめに恒例の月初会議が行われ、24卒のエントリーに関する報告をおこないました。前年比で約2倍のエントリーを獲得しており、動き出しとしてはまずまずの状況です。
今年は前年以上に採用の早期化が進んでいるという報告を受けていますが、同じ時期の前年同月比で比較をしてみると、既に前年の1/3に値するエントリー数を獲得しており、それだけ見ても早期化の流れは当社でも顕著に表れています。

そんな中会議の中でも話題になったのが、エントリー学生の高学歴化についてでした。たしかに、今月出したレポートを客観的に見ると、どこも引けを取らない有名大学のエントリーが目立っていることは間違いなさそうです。

少数精鋭、贅肉の少ない機能的組織を目指す当社としては、高学歴者の採用ができるということは喜ばしいことである反面、とは言え、学校ブランドで採用を行なっている訳ではないので、然程重要ということではありません。

ただし、一つの重要指標ではあるため、ここで改めてなぜにこの層の学生の関心を集めているのか?について、一度分析しまとめておく必要があると感じ、整理をして以下をまとめました。

一つ目のキーワードは、「競争優位性」。
大学院で徹底的に教え込まれたバーニーの「VRIO分析」。「差別化=競争優位性」を比較し、学生にも分かり易く当社のポジションを説明できている点が挙げられます。
売り込む営業ではなく提案する営業である点が刺さり易く、特に共感を得ているのだと思う。

二つ目のキーワード、「安定性」について。
コロナネイティブの24卒学生たちにとって間違いなく探索軸の一つになっているトレンドキーワードが「安定」であると見ています。ここ数年の大きな社会変動をまともに受けてきた人たちなワケですから、このトレンドは鉄板です。
面談中にも意識をして話をしているのは、「ブランド企業かどうかを見極めるのではなく、ビジネスモデルに着目しよう」というお話が引きつけに役立っているように思います。
その他、参考図書の紹介。具体的には「ビジネスモデル図鑑」を紹介しています。ビジネスモデルは、お金の流れもよく分かるので、儲かっている会社がどこで儲かるようになっているのかなどもよく分かり、参考になります。
このような具体的で実践的なアウトプットが喜ばれてまた、信頼を生んでいるということはあるようです。

今年の採用が全て終わったときに、もう一度振り返りこれが正しかったのかどうかを今一度確認してみたいと思います。

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