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「努力の暴走に要注意」

こんにちは。

昨年から新卒者に向けた教育プログラムの開発をおこなってきました。
 Youtubeの動画なんかも一部取り入れた自前で作成したグループワークや、モノによっては外部機関に依頼し作成した営業体験ツールまで、いろいろです。
「こんな風にうまくいくのか」という発見や、「これはいまいち」というものまでありますが、大事なのはトライ&エラーなんだと考え、試行錯誤しつつ行っているというところです。

2021年では入社した新卒社員が年内で退職し、今年は中途でも退職者が1月早々に出ました。以前に他の記事でも書いたと記憶しておりますが、会社が成長段階にあるときは特に、人の出入りは活発になることなどがあり、新陳代謝をしているという意味でも決してネガティブではありません。但し、ここで着目しなければならないのは、「辞める理由」にあると思い、ここは注視して見ています。

ある調査機関による、最新(2022年度版)のアンケート結果では、「10人中7人が、ホンネの退職理由を企業に伝えていない」というものがあります。また、「本音の理由をなぜ言えなかったのか?」という問いに関する回答では、「話しても理解してもらえないと思ったから」が、全体の3割をしめたそうです。

なぜ、このようなことが起こってしまうのか、について考えみました。
その答えの一つが最初の教育なのではないかと考えいます。
目的のない目標は、まさにこの動画で示された努力の暴走と言い換えることもできるのかもしれません。すなわち教育でできることは、そもそもそれは何のためにやるのか?を働く以前に問い直すことです。
「事の理に因れば則ち労せずして成る」
事前に行えることを考えると、やはり教育しか考えられず、この共有こそが重要なんだということに気付かされます。少なくても、「話しても理解してもらえないと思ったから」は、避けられるのではないでしょうか。





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