Questioner
先週「秋」について書きましたが、この1週間でだいぶ寒くなりました。少し早いかと思っていましたが、先週末秋用のパンツを購入したのをきっかけに衣替えをしました。早めの衣替えをやって正解です。
さて、25卒では「本当に分かる不動産業」と題し、これから不動産業を目指してみるか?どうか?と思案中の学生に向け、プログラムを作成し約2時間程度の講座を実施しています。
本当に分かる不動産というからには、学生の視点でいまさら聞けないけど知りたいというところに手が届く内容でなければと考え、いくつかのポイントに絞り構成を考えました。
・不動産業の分類
・宅建業と不動産業について
・データーで見る不動産業①②③
「市場規模」「全国の従業員数」「男女比」「平均給与」「向いている人」
という内容です。
調べればどれも自分自身で分かる内容ばかりですが、そこをサクっと編集して誰か教えてくんないかな?というのがニーズだと思ってやっています。
たまにこのような講座をやっていると、こちらもドキッとするような質問をする学生が現れることがあります。そういう人を私は「Questioner」と名付けることにしました。
今年最初のQuestionerの質問はなかなか難しかったです。おなたの意見があればぜひ聞かせて欲しいです。
Q:「私は、ゼネラリストの方が性格的に向いていると考えています。どうしたらいち早くゼネラリストとして成長できますか?」
A:当社の募集職種は「営業」です。幅広い知識と経験を武器に、新しい分野へ挑戦していくことができる仕事であること。顧客との接点が一番近いところにあるので、手触り感のある仕事になること。これらのことにより、営業と仕事を通して自身のスキルを高め、理想のゼネラリストにいち早く成長できるのだと思います。
自分でいうのも何ですが、表面的には間違っていないまあまあな回答だったのではないかと思っています。ただ、ここでモヤっとしているのが、営業でスペシャリストになるパターンも当然あるわけで…と考えると何だかわけが分からなくなってきたのです。
いまになって改めてこれを整理し直すと、スペシャリストは基本自分自身がなると決めてなるもの(エンジニアや医者など)だと思うのですが、ゼネラリストは一旦その分野のスペシャリストを目指していく過程の中で、結果としてゼネラリストになっていくものなのではないか?と考えていました。
どちらもスペシャリストを目指すところからはじまっているというところがみそですね。それと、いまの段階で自分に何が向いているのか?はあまり決めつけない方がいいんじゃないかなとも思いました。可能性を自ら閉じ込めるような時期ではないという理由です。
次回はもう少しマシな返答できるように精進します…と思う出来事でありました。
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