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公立学校の世界へようこそ!

3.学校事務職員編

⑦今後の学校事務職員について

現在、各学校で完結する仕事を主にしている学校事務職員なのですが、大阪府で働いていたときは、共同実施という事業がありました。

これは、地域の小学校中学校が連携して、学校事務の効率化を目的に形成されたものです。

この共同実施は、地域によって実施されているか否かがだいぶん事情が異なるようなので、なかなか統一的な議論がしにくい分野ではあります。

ただ、私自身、これを経験して感じるのは、今は、各学校の事務を中心にやっている事務職員の方々が多いとは思うのですが、これが原則だと、一人配置の学校が多いので、事務処理の適正化、効率化が構造上図りにくいんですよね。

この点、ある程度の小規模集団でチームとして同じ事務作業に取り組めば、あるいは役割分担して取り組めば、とても効率的に、しかもダブルチェックもでき、適正に事務処理をすることができます。

ですので、私としては、今後、共同実施のような、一人が一つの学校に配属されながらも、他の近隣の学校の事務処理も共同で協働して行うのがいいのではないかと考えます。

もちろん事務量が増えてしまう、あるいは情報管理の観点からいろいろ問題がなどなど、考えなければならないことはたくさんあるのですが、それでもメリットは大きいかと考えます。

また、違った観点からですが、教師は学校事務ほどではないにせよ事務処理も多い仕事です。

ですので、教師の事務処理についてもサポートできるところはより積極的にサポートしていってもらえればと考えます。

まぁ学校事務職員も仕事はたくさんあるので、できる範囲で全然いいとは思います。

このように、学校事務職員は今後これまで以上に、広い視野で仕事を捉えていく必要があるのではないかと考えます。

ということで本日はこの辺で👋

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