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漫画の感想

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2022年12月の記事一覧

「2022年、頑張った点」を自分で褒めたい&2023年はジャンル「女攻め」を広めたい、「エネアド」はやっぱり凄いなど。

「2022年、頑張った点」を自分で褒めたい&2023年はジャンル「女攻め」を広めたい、「エネアド」はやっぱり凄いなど。

ブログのほうで反省はしたので、こちらでは自分を褒めたい&2023年の目標。

◆「女攻め」でお話を一本書いた。

★昼想夜夢~「野心家の女貴族×姫君のような夫」の夫婦愛の話~

https://ncode.syosetu.com/n4624hp/(なろう)

https://kakuyomu.jp/works/16816927861510938135(カクヨム)

女性のように美しいために、幼いこ

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「『他人にとってはマイナス200点』だとしても描く。そんな『どうかしている人』に用がある」

「『他人にとってはマイナス200点』だとしても描く。そんな『どうかしている人』に用がある」

先日、「さみしがり魔女は崖の上」という作品を読んだ。

巻末に掲載されている「編集部からのコメント」を読んだときに、すぐに新人漫画賞の審査員をした時の諌山創のコメントを思い出した。

この言葉が凄く好きなのだが、特に「漫画は」とか「創作は」ではなく、「僕は」というところが「さすが! 好き好き好き滅茶苦茶好き(×10)」と思ってしまう。

「進撃の巨人」の序盤は、絵は下手だし、会話や演出もぎこちない

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【「エネアド(ENNEAD)」キャラ語り】「ドキ〇ガイ野郎」オシリスを狂わせたものとは何なのか。

【「エネアド(ENNEAD)」キャラ語り】「ドキ〇ガイ野郎」オシリスを狂わせたものとは何なのか。

前段。「エネアド」はこういう話ではないかと思っている。

オシリスというキャラで自分が一番興味を持っている点は、「自分が深い愛情と執着を持っている相手とまったくコミュニケーションが成り立たないところ」だ。自分はオシリスが余り好きではないが、この点については深く同情している。

オシリスはセトに愛情を抱いているが、セトは自分の認識の枠内のオシリスにしか興味がない。つまり本当の意味ではまったくオシリス

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エジプト神話BL「エネアド(ENNEAD)」について、本当に思ったことを書いておきたい。

エジプト神話BL「エネアド(ENNEAD)」について、本当に思ったことを書いておきたい。

今まで「ストレートに書くのはどうなのかな」と思いぼかして書いていた「エネアド」について本当に思ったことを書いておきたい。
*「そう読む人もいるのか」くらいのおおらかな気持ちで読める人だけお読みください。

◆「エネアド」の主人公は「男らしさ(男の社会規範)」

「エネアド」の主人公は自分が見るところ「男」だ。
ここで言う「男」は、生物学的な男ではない。「社会的な男」だ。
「男らしさ(男という性規範

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「大人しく優しい女性×強気な男の女攻めCP」「エネアド」のネフセトについて、妄想を八割交えて語りたい。

「大人しく優しい女性×強気な男の女攻めCP」「エネアド」のネフセトについて、妄想を八割交えて語りたい。

何で自分で思いつかなかったのか、と己の不明を恥じた。
ホルスを夜這いしにきたセトが余りに手馴れていたので、「なるほど。ネフティスに対してはこんな感じなのか」と特に疑問なく思ってしまった。よく考えたらそうとは限らない。
ネフティスとセトの直接の絡みが今のところほぼないのでわからないが、第一部最後の審判のシーンを見ると、ネフティスに対しては「ホルスを夜這いしに来た時の感じ」ではなさそうだ。

ただの推

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