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【鬼滅の刃】おばみつ

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自分が人生でほぼ唯一、狂気的にハマったカプ、「鬼滅の刃」の伊黒小芭内×甘露寺蜜璃、通称おばみつについてひたすら語る記事のまとめ。 何がそんなに凄いのか、語りたい伝えたい。
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#ノーベル文学賞

【鬼滅の刃】おばみつにハマったのは、「伊黒はなぜ一人で死ななかったのか」が、どうしても納得がいかなかったからだと気付いた。

【鬼滅の刃】おばみつにハマったのは、「伊黒はなぜ一人で死ななかったのか」が、どうしても納得がいかなかったからだと気付いた。

*「鬼滅の刃」の伊黒小芭内×甘露寺蜜璃のカップリングについて、独自解釈を延々と語る記事です。解釈違いがOKの人のみお読みください。
*「鬼滅の刃」と「推しの子」のネタバレが含まれています。

 おばみつは信仰型恋愛(後述)だと思っているが、先日ふと考えた。
 なぜその中でおばみつだけこんなに何記事も書いているのか。
 なぜおばみつは自分にとって特別なのか。

 自分が原作の結末に納得がいかなかった

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「八月の光」×「ビラヴド」×伊黒小芭内で社会構造と個人の関係について考える。

「八月の光」×「ビラヴド」×伊黒小芭内で社会構造と個人の関係について考える。

「奴隷制度が人の心にもたらすもの」について描いた、トニ・モリスンの「ビラヴド」が面白かった。

「奴隷制度について描いている」と書くとついそちらに意識がフォーカスされるが(そしてもちろんとても重要な問題だけれど)、自分がこの話で一番興味を惹かれたのは物語の語りの手法だ。

「八月の光」の解説の中で、フォークナーが活躍した時代はちょうどヨーロッパでモダニズム文学が流行していた、と書かれている。
 ア

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