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【鬼滅の刃】おばみつ

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自分が人生でほぼ唯一、狂気的にハマったカプ、「鬼滅の刃」の伊黒小芭内×甘露寺蜜璃、通称おばみつについてひたすら語る記事のまとめ。 何がそんなに凄いのか、語りたい伝えたい。
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#マンガ感想文

【鬼滅の刃】おばみつにハマったのは、「伊黒はなぜ一人で死ななかったのか」が、どうしても納得がいかなかったからだと気付いた。

【鬼滅の刃】おばみつにハマったのは、「伊黒はなぜ一人で死ななかったのか」が、どうしても納得がいかなかったからだと気付いた。

*「鬼滅の刃」の伊黒小芭内×甘露寺蜜璃のカップリングについて、独自解釈を延々と語る記事です。解釈違いがOKの人のみお読みください。
*「鬼滅の刃」と「推しの子」のネタバレが含まれています。

 おばみつは信仰型恋愛(後述)だと思っているが、先日ふと考えた。
 なぜその中でおばみつだけこんなに何記事も書いているのか。
 なぜおばみつは自分にとって特別なのか。

 自分が原作の結末に納得がいかなかった

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「八月の光」×「ビラヴド」×伊黒小芭内で社会構造と個人の関係について考える。

「八月の光」×「ビラヴド」×伊黒小芭内で社会構造と個人の関係について考える。

「奴隷制度が人の心にもたらすもの」について描いた、トニ・モリスンの「ビラヴド」が面白かった。

「奴隷制度について描いている」と書くとついそちらに意識がフォーカスされるが(そしてもちろんとても重要な問題だけれど)、自分がこの話で一番興味を惹かれたのは物語の語りの手法だ。

「八月の光」の解説の中で、フォークナーが活躍した時代はちょうどヨーロッパでモダニズム文学が流行していた、と書かれている。
 ア

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【蛇恋考察】謎だらけの関係を考えたまとめ

この二人の関係について、今まで考えたことを整理してまとめたもの。

・本編から読みとったことを元に、あくまで自分個人が「こういう風にも考えられる」と思ったことです。
・ブログ記事、前回記事と若干重複している箇所があります。

二人の関係で一番面白いのは「関係性に対する認識のズレ」

自分にとってこの二人の関係の最大の面白さは、恋愛以前のお互いの関係性に対する認識のズレにある。

一般的にはストーリ

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「鬼滅の刃」 蛇恋考察の続き

ブログで書いた記事の続き……というより入りきらなかったこと。
ブログの記事を読まないと何が何だかわからないと思うので、興味があるかたは読んでもらえると嬉しい。

https://www.saiusaruzzz.com/entry/2020/11/16/171205

ブログで書いた通り、伊黒と蜜璃の関係は死ぬ直前まで、

・伊黒→蜜璃 本編登場前から付き合っていて結婚も想定している。既に身内。

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