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裏門に隠れて

門の表からの絵を描いたので、内側、裏も描くことにしました。
 裏門は、また別の場所に繋がっているかもしれない。

再びお寺に向かい、現地ドローイング。

 閂(かんぬき)は止めている木の棒。漢字がそのまんまですね。
 支えているのが閂鎹(かんぬきかすがい)、あるいはそのまま鎹(かすがい)。
 赤茶で錆びた鎹と、閂を補強?する為の金属が朽ちかけて緑青が出ている。裏側もいざ描いてみると十分味わい深いことに気付きます。

閂。

 早速掻き出し。そのままではなく少し形を調整しました。これが最奥層に来る3層の予定。

微睡みの中で。

 この作品も、見沼の龍がテーマの中心軸にありますが、それ自体の姿は登場しません(たぶん)。中心が見えてくると網を広げやすいのかもしれません。
 眠り猫の周囲の牡丹は、前回の小品ではそのまま装飾的な感じでしたが、今回は以前描いた自分のドローイングを元にしました。
 更に竹林が手前と奥の層を繋ぐ予定です。

続く

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