空鏡は月の異名。鏡のように澄んだ月。 8 齋藤悠紀 2021年5月17日 01:33 「玄兎あそびー空鏡ー」(Moon PlayーSky mirrorー)420×300mm 多層ガラス絵 (3層) 1層目。ほぼ全面に箔を贅沢に貼っています。 タイトル通り、澄んだ月のような輝きを絵全体から感じられるよう、普段よりも奥の層からの箔の輝きを強めた作品です。 2層目。鏡の月に映り込む兎の影を描きます。 箔貼り。 2層目完成。 3層目。一番手前の層には古びて緑青が生えた銅の取手を描きました。 うさぎ。裏側。 ひっくり返してこちらから鑑賞。 これら3枚の絵を重ね合わせ、冒頭の完成作になります。 物理的に重なる事で、他の絵では表現出来ない独自の空間感が生まれます。手前の絵の影や、裏に塗った色が奥の絵に落ちて響き合う、という部分まで絵の要素として意識するようになりました。/297,000円(税込) この記事が参加している募集 #404美術館 31,611件 #私の作品紹介 96,392件 #絵 #アート #私の作品紹介 #404美術館 #現代アート #月 #うさぎ #ウサギ #兎 #鳥獣戯画 #多層ガラス絵 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート