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我が子に望むことは、たったひとつ


「しあわせであってほしい」
それだけです。

辛い時に「辛い」と、言える場所になりたい。
嬉しい時に「こんな嬉しいことがあった」と、飛び込んでもらえる場所でありたい。

子供達がそれぞれの道を歩き始めて思う事は、親である私がしてきた事は、決して多くないという事です。

食べる物と、寝る場所を用意する事の二つだと思っています。

子育て真っ最中は「してあげてる」感いっぱいでしたが、今になって振り返ると、親として誇れる事はこの二つだけでした。しかも、私1人ではできなかったかも知れません。
パートナーがいて、周りの助けがあっての「親業」でした。

時には親が考えるしあわせと、子供が考えるそれは違ったりすることもありました。

行ってほしい高校が違ったり、仕事が違ったり。
本人が選んだものを、応援する事しか方法がみつかりませんでした。

中学、高校の部活で子供たちが選んだものは、私がしてこなかった活動でした。
観ているとつい「あそこはもっと」とか、「練習が足りなかった」と言いたくなります。
真剣に観ていたと、アピールしたかったのかな。

すると
「やった事ないなら何も言わないで❗️言われなくても自分でわかってる❗️
ごもっともで、返す言葉がありません。

なぜ失敗したのか分析できて、その通りに体が動いていたなら、世界にも挑戦できますものね。思ったようにできないから、自分と向き合わなければいけない。悩んだり迷ったり、惨めになったり。
うまくいった時に「よっしゃー👍🤣」と舞い上がったり。

その時親はどうすればいいのか。
私は結局、見守って寄り添うことしかできませんでした。
寄り添えていたのかは、聞いてみた事がないのでわからないけど。

「頑張ったね‼️

この言葉は今でもよく使います。

子供達が私の元を離れて久しいですが、世の中のお陰様でなんとかそれなりの生活を送ってくれています。

時々は近況を教えてもくれます。時々ですが。

困った時の駆け込み寺になっているのか、それはわかりませんが、その時こそが私が試される時です。
全てを受け入れる事ができるか。
受け止めて、受け入れて、応援できる親でありたいです。

なんたって「親」ですから。

「おやおや😅」と言われないように。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございました😊❤️




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