26歳ゲイ年末年始旅行記@台湾🇹🇼
はじめに
おことわり
今回の記事ですが、結構な分量になっています。目次をご覧になって、気になったところからお読みください。
すっかりご無沙汰しております。26歳ゲイのさいとうです。みなさま、お変わりありませんか? 私はいつの間にか1歳分だけ歳を重ねておりました。
この記事の内容
早速本題に入りますが、2023-2024の年末年始は友人と一緒に台湾に行ってまいりました。
念願叶いましたよ! ついに! やっと! 嬉しい!!
さいとうにとって、年末年始といえば、私的恒例行事の「年末年始旅行」があります。2022-2023の年末年始は関西・東京に行ってきました。思い返してみると、これが私の最初のnote 記事でしたね。
台湾にはいつか行ってみたいとかねてより考えており、以前「台湾に行きたい。」という思いの丈を綴った記事を投稿したこともありました。
しかも、実は今回の台湾旅行が私にとっての初・海外旅行でした。そのため、戸惑うところも幾つかあり、その話も書けたらと考えています。
今回の記事では、
台湾の観光スポット
台湾のゲイスポット
台湾の様子
初めての海外旅行で困ったこと
などについて書きます。また、今回は写真も多少撮ってきているので、併せてご覧ください。
なお、毎度のことですが特に読者層の想定はしておりません(ゆるゆると好き勝手に書くので、読者諸賢、気ままに読んでいただければと思っています)。とはいえ、
台湾に関心のある方
これから台湾に旅行に行く方
年末年始の台湾旅行を考えていらっしゃる方
台湾男子に会いたいゲイの方
などの皆様の参考となる部分があれば望外の喜びです。もちろん、以上に当てはまらない皆様にもご笑覧いただければ幸いです。
出発までの準備
今回は、できるだけシンプルに荷物をまとめました。
然したることない2泊程度の国内旅行でさえ、いつもリュックはパツパツ、スーツケースはふっくらこんもりの大荷物で行くほどパッキングが大の苦手な私です。(もしかしたら必要になるかも……)と思ったら詰めてしまうんですよね。あまつさえ詰め方も下手くそ。
しかし、今回はお土産なんかも買ってくるし、LCC(格安航空会社)での旅行ですから、荷物が基準オーバーしたら色々と面倒くさい。まして「荷物が多すぎて空港のカウンターで足止めを喰らったせいで、離陸すらできませんでした」なんてことがあったら泣くに泣けない。
そこで、今回は荷物を最小限に抑えるよう努力しました。詰めるのが下手なら荷物を減らせばいいじゃない。以下が荷物一覧です(書き忘れているものもあるかもしれません)。
持ち物
スーツケース
パスポート
クレジットカード
デビッドカード(このカードで海外キャッシングをしたおかげで、お金(台湾元)を下ろせました。持っていって本当に良かった)
財布(日本円5万円程度)
衣類圧縮袋
長袖Tシャツ(白・黒を1枚ずつ)
ズボン(黒・青を1枚ずつ)
ヒートテック(上下1枚ずつ)
ウルトラライトダウン
靴(防水タイプの軽いもの)
ウェットティッシュ(食べ物を食べるときに便利)
パスポートケース(無印で購入。パスポートを失くさずに帰って来られたのはコイツのおかげ)
メモ(2冊。筆談ができたので時々役に立った。)
キクタントラベル台湾華語
一眼カメラ(スマホでもいいけど、あったらあったで綺麗な写真が撮れる。個人的にはスマホより綺麗な写真が撮れる気がしたので、持っていって良かったと感じた。)
歯ブラシセット(電動歯ブラシ持って行けばよかった)
コンタクトレンズ
地球の歩き方(台湾)
無印のトラベルバッグハンガー
無印の吊るせるケース(シャワー室にフックで吊るせるのが本当に便利だった。水がついてもサッと拭ける素材。)
シャンプー・コンディショナー(真空パックみたいなのに入っているもの)・フェイスウォッシュ(酵素洗顔の粉のやつ)
シェーバー
充電器(スマホ、Apple Watch, パソコン用)
ノートパソコン(結局一回も使わなかった。要らなかったかも?)
荷物を抑えた割にはモリモリですね。それでも、スーツケースの片面はほぼカラの状態にできたので上々ではないでしょうか(そのほかにリュックサックを背負っていることは見逃してください)。太字にしたのは便利 or 大切だと感じたものです。ご参考までに。
心構え(中国語、文化、歴史など)
中国語はちょろっとだけ勉強しました。しかしながら全く実用に足るレベルではありません。実際に使ったのは「你好(ニーハオ・こんにちは)」と「謝謝(シェシェ・ありがとう)」ぐらいでしょうか。実際に行ってみるとまあそれでもなんとかなりました。
以前の記事に「若い子は英語通じますよ。日本人より上手だと思います。」とコメントをくださった方がいらっしゃいましたが、本当にその通りでした。私も英語が得意ではありませんが、それでも多少英語が話せればなんとかなりました。
台湾の文化や歴史は(あくまで基礎的な教養レベルまでですが)少しだけおさらいしました。台湾の歴史的背景は旅行に行く前に少し知っておくと良いかと思います。それによって観光の視点もきっといくらか変わってくるでしょう。
旅行日誌
1日目(台北・饒河街観光夜市・士林夜市)
ポイント
🟠 台湾の広告「の」の字つけがち
🟠 台湾のお茶、緑茶には砂糖が、烏龍茶には大ぶりの茶葉が入っている
実家
出発前夜はワクワクして寝付けなかった。寝返りをうってみても、うつ伏せになってみても一向に眠気の波がやって来ない。20代も半ばにして遠足前の小学生みたいで、我ながらちょっと笑ってしまう。
空港
翌朝は若干寝不足ながら実家で最後の準備をし、いよいよ空港に向けて出発。新千歳空港には出発の3時間ほど前に着いていた。年末だし帰省客やら(私のような)観光客やらで混雑しているのではないかと思っていたからだ。実際はそれほど混んでおらず、チェックインも保安検査通過もスムースに進んだ。
国際線では保安検査含め英語で話しかけられることが多かった。「はい」「わかりました」など日本語を発すれば日本語に切り替えてくれる。些細なことながら(やっぱり国際線だなあ)と感慨に耽っていた。
いくらか時間が余ったことに加え、初めての海外旅行で緊張していのか気疲れを覚えたこともあり、ちょっとラウンジで休憩することにした。
昨年末の関西・東京旅行の際に国際線のラウンジが激混みだったことが頭をよぎった。内心(混んでいるかな〜)と不安がりながら国際線ラウンジを覗いてみると、なんてことはない。自分を含め三、四人がポツポツまばらに席へついているだけだった。(やったラッキー!)とニヤリとしつつ、コーラをあおって英気を養う。美味しい。
搭乗時刻も迫ってきた頃、今更ながら中国語に不安を覚え、キクタントラベルを読み返す。せめて挨拶とお礼くらいは中国語で言えるようにしたい。かと思えば今度は地球の歩き方をひっくり返しながら(夜市楽しみだなあ)と台湾への期待が心の中でプクプクふくらんでいくのを感じる。この旅行前の高揚感こそ旅行の醍醐味だよね。
あと、これはほぼ自分用の覚え書きですが、保安検査後はATMがないことに要注意です。日本円で現金を持っておくなら、保安検査を通過する前に口座から下ろしておきましょう。
搭乗・離陸・着陸・降機
飛行機はタイガーエアというLCCの航空会社を利用しました。オンラインチケットのQRコードを提示してゲートを通過し、ボーディング・ブリッジを颯爽と歩くアラサー独身男。(ああ〜この瞬間がいいんだよね〜)と心を踊らせながら、機内へ向かいます。
機内での説明は日本語で流れているので、それほど不安なく過ごすことができました。しかし、機内のキャビンアテンダントさんとのやりとりなどは英語ばかりでしたので、英語はいくらか話せる(あるいは聴ける)と良いのかなと思います。キャビンアテンダントさんたちはお客さんへの指示出し(荷物の収納時)もピシパシとしていて小気味良かった。
いよいよ離陸。ところどころに雪をのばした苫小牧の街並みが、太平洋にくっついたまま窓の外でくるりと軽やかに旋回して、次第に小さくなっていった。
気持ちの問題なのか、離陸の時の上昇は国内線に乗っている時よりも激しかった気がする。
フライト時の出来事で印象に残っていることが一つ。機内アナウンスで Destroying the sensor is prohibited by law. なんてのがあり(どういうことなの?)と思っていたが、日本語のアナウンスでも「化粧室のセンサーを破壊することは法律で禁じられています」なんて言っていたので、きっと本当にあったヘビースモーカー事案なんだろう。
今回は人生初の4時間台フライト。いくら「春秋に富みまくりの」「若鮎がごとき」「ピチピチ」「紅顔」20代後半男性とはいえ、流石に数時間もすると少し腰が痛くなってきた。
年波とともにじわじわ押し寄せる腰の痛みに顔を歪めつつ、ふと通路挟んで向こう側のお子様に目を向ける。なんと映画の音声を iPad からイヤホンなしで垂れ流しにして、目をキラキラ輝かせて映画鑑賞を存分に楽しまれているではないか。20代後半の紛い物とは違う、溢れ出るマジモンの若さに屈服すると同時に(えっ、それ大丈夫なの?)と思ったけれど、周りも特に気にする様子はない。まあきっと大丈夫なんだろう。
あとは自分の現在地が分からないのが地味にしんどかった。あとどのくらい経てば台湾に着けるのかがわからない。早くついてくれ〜。腰が限界だよ〜。
そう祈りながら少し目を閉じていると、いつの間にかウトウトしてしまっていたようで、気づけば高度を下げる旨のアナウンスがある。ここからは通常通り着陸に至る。結構長かった……。
出発時の遅延の影響のせいか、空港でしばらく足止めを食らう。現在時刻を確認しようと Apple Watch を見ると、気づいたら現地時間に設定されていた。そういえば旅行中は iPhone で写真を撮ってもシャッター音が鳴らなかったが、どうやらこれも自動で調整されるらしい。
飛行機から降りると、息をするたびマスクを通して湿気を含んだ空気が肺いっぱいに広がっていく。なんだか夏の福岡に似ているかも。ちょっとだけ空気がしっとりと重たい気がする。札幌では味わうことがない感覚だよなあ。
入国審査は Non-citizen のゲートから入る。入国審査はあっさりとしたもので、パスポートを出して写真撮影と指紋登録を済ませたら終わり。(ここでは自分も「外国人」なんだな)と、少し感慨に耽る。思い返せば二十数年の人生の中で「外国人」になったのは今回が初めてだった。
ホテルへの移動
桃園国際空港からはMRTで台北駅に向かいます。台北駅行きには、鈍行(死語かな?)と急行があり、急行を選択しました。運賃はどちらも変わらないようです。券売機でICトークン(紫色のプラスチックコイン)を買って、改札にピッとタッチすれば通過できます。到着した後は改札を出るときにコインを改札機に投入します(改札機にコイン挿入口がある)。
車内の広告に平仮名の「の」の字があり不思議な感覚。友人と台北駅で合流の予定でしたが、飛行機が少し遅れたこともあり、ホテルで合流することとしました。
右側通行の道路で(エスカレーターも右側通行)、自分の横をバイクがビュンビュン走っていく。そこまでスピードは出ていないけれど(いつか轢かれる)と思いながら、おっかなびっくり宿に向かいます。これが台北の街か〜。
(「台北」にまつわる余談その1)台北の英語表記は Taipei ですが、拼音では Táiběi と表記されます。どうやら調べてみると英語表記はウェード式に則っているため、表記がズレるようです。有気音と無気音を「ʻ」という点を附すことで区別するんですね。
(「台北」にまつわる余談その2)台湾旅行から帰ってきて祖父(80代)と台湾の話をしたところ「どこに泊まったんだ、タイホク(台北)か?」と訊かれました。祖父世代だと「タイペイ」よりも「タイホク」という読みの方が馴染み深いのかもしれません。
夜市(士林夜市)
宿に荷物を置いてからは、士林夜市をふらふらと見て歩きました。日本のたい焼きやら、胡椒餅やらを食べ歩きました。あとはコンビニで砂糖入りの緑茶を友人からご馳走してもらいました(一口目は違和感たっぷりでしたが、意外といけるものですね)。
1月13日に行われた台湾総統選挙に向けて、看板があちこちに出ていました。全体に台湾の選挙ポスターは日本の選挙ポスターに比べてスタイリッシュで格好いいように感じました。
時々「怪レい日本语」を見かけます。それも愛らしい。
隅にあった看板。なんか目をひく。
ファミマで買ったお茶。でっけえ茶葉がペットボトルにわしゃわしゃ入っている! 網があるわけでもないので、油断すると普通に口の中に侵入してきてむせる。コンビニには噂の「お茶の煮卵」がありましたが、結局食べることはありませんでした。一つぐらい試してみてもよかったかな。
2日目(迪化街・北投・西門町)
ポイント
🟠 台湾の大同電鍋(赤い鍋)のイラストが入った財布、最高に可愛い
🟠 台湾の炒飯、美味い
迪化街
台北駅から地下街に入ると、サツドラやミスドがありました。道民としてはサツドラがあるのはなんだか不思議な気持ちになります。コンビニに入って「おにぎり」をゲット。
あとは、お土産のパイナップルケーキを購入。まずはオークラのパイナップルケーキを買ってきました。レジでのお買い物は最初から最後まで全部日本語で完結しました。流石日系……。
小箱ひとつひとつそれぞれ違った絵柄になっており、そのどれもがとても綺麗でした。これをお土産に渡したところ大変喜んでいただけました。渡したものを喜んでもらえるとこっちも嬉しいよね。
朝ごはんを食べるのに路地裏のご飯屋さんに行ってきました。朝ご飯としてホットドッグ蛋餅を食べました。薄皮の中に卵とハムが入っています。薄皮はモチモチとしていて柔らかいクレープ生地のようなものでした。温かくて甘くて美味しくて、朝ご飯にはもってこいの逸品だなと感じておりました。
お店の中では、幼稚園生くらいの年齢の女の子が、蛋餅に使うクレープ生地を広げていました。家業のお手伝いでしょうか。
腹ごしらえをした後は、迪化街に行きました。迪化街は台湾でも有名な問屋街です。ここでお土産探しとお財布探しをしておりました。お財布探しというのは、日本から普段使っている財布を持ってきていたのですが、日本の通貨をそのまま入れていたので(台湾のお金を入れるための小さな財布が欲しいな)と思い、それを探していました。そんなとき、お土産屋さんで財布との運命的な出会いがありました。それがこちらです。
どうでしょう? かわいいでしょう? この財布を見たときに(絶対にこれを買わなければいけない)と頭の中に電撃が走りました。このイラストは台湾でよく使われている電気鍋(大同電鍋)を表しています。旅行に帰ってきた今も、時々取り出しては眺めて思い出に浸っています。そんなきっかけをくれるものに出会えて私は幸せです。
北投
迪化街を出た後は、温泉に行ってきました。台湾は実は温泉でも有名なんですね。台北を少し北に行ったところに、北投というところがあり、そこで温泉に入ってきました。ここは温泉街として有名なところのようです。
温泉につかった後は晩御飯にチャーハンを食べました。いわゆる台湾のローカル食堂といったような感じのところでしたが、ここで出されたチャーハンがそれはそれは美味しかった。塩味の効いた、やみつきになるようなパラパラのチャーハン。台湾のご飯は本当に美味しい。
西門町
晩ご飯を済ませた後は、西門町で酒を飲みました。西門町の見た目は日本の渋谷そっくりと聞いており、実際に足を運んでみてもその表現は的を射ていると感じます。
こちらがランドマークの西門紅楼です。日本時代からある市場のようです。
この西門紅楼の裏手に回ったところには、ゲイバーなんかがたくさんあります。今回は行かなかったのですが、いつかまた来るときにはゲイバーにも行ってみたいものです。
今回はその西門頃の裏手にある所のオープンテラスに行ってきました。大賑わいで、たくさんの若者たちが酒を飲んでいました。私も台湾ビールを注文しました。賞味期限が18日らしい。
隣のテーブルでは台湾ゲイたちが集まって盛り上がっていた。短髪・メガネのゲイたちが所狭しとテーブルを囲んでいて、酒が進んでくると立ち上がってハグしたりキスしたり。その時は何も感じませんでしたが、よく考えてみると日本だと考えにくい光景です。オープンテラスで複数人のゲイがキスしているってなかなかの状況ですよね。
また、少しだけここで現地の台湾人ゲイの方とお話ができたのも良い思い出です。BDSMみのある衣装をお召しでした。話を聞くと、ここで飲んだ後パーティーに行くんだそうです。どんなパーティーだよ。
暖かな夜風の吹くオープンテラスのバーで、照明の白い光をてろりと反射する緑色のビール瓶の冷たさを、左の掌がジンジンするまで感じていました。台湾ビールの炭酸の細かな気泡が舌の上を転がり消えていく爽やかな感覚を楽しみながら、友人と酒を飲み、ほろよいの酩酊感の中で話ができたこの時間は私にとってかけがえのない思い出です。きっと何かにつけて思い返すんだろうな。二十余年の人生で初めて南国の冬風にそよがれながら、心まで暖かな幸せな気分に包まれて西門を後にしました。
3日目(十份・九份・台北101)
ポイント
🟠 台湾101のカウントダウン後、三越の横で爆音EDMが流れる
十份
この日は十份に行ってきました。台北駅から瑞芳駅まで行き、そこで乗り換えをしました。 瑞芳駅からはローカル・トレインに乗り換えるのですが、この電車がかなりのミチミチ満員電車で、十份がやはり人気の観光地であることを感じた次第です。電車は山あいのところ進んでいくため、電車はゆっくりゆっくり進みます。
切符の精算が必要になり、筆談と少しの英語で駅員さんとやりとりしました。駅から外へは改札らしい改札もないまま出ていく仕組みになっており、これには友人と一緒に大いに驚きました。駅を出て少し歩いていくと、線路の反対側に露店がずらりと並んでおり、私はピーナッツアイスロールを買いました。さらに進むと線路の上からランタン飛ばしをしていたり、爆竹を鳴らしていたりと中々ファンキーな場所でした。
道を歩いていると「ランタン飛ばしをしないか」と声をかけられました。その方はランタン飛ばしのガイドさんのようで、説明によるともう少しで雨が降るかもしれないから早めにやった方が良いということでした。
ランタンは4色のものが人気のようで、私たちもそれを選びました。据え置きの筆があるので、それを使ってお願いごとをランタンに書きつけます。垂直方向に筆を動かすのはかなり難しいと感じましたね。苦戦しながらもどうにか完成。
お客さんが多くいたようでランタンを書き上げた後は少し順番待ちをしました。順番待ちの列に並んでいると、前の方でランタンを飛ばしているお客さんが見えるんですね。キャンプのときに使う固形燃料に火をつけるのですが、猛烈な勢いで燃え上がります。ガイドの方は相当気をつかっているのか、火事にならないように細かく指示を出していました。
ようやく自分たちの番が回ってきて、一緒にランタンを飛ばしました。願い事、叶うといいな。ガイドさんに日本語で「まわすー」「まわすー」「はなすー」と指示を受けました。ガイドさんは慣れた手つきでスマホで写真と動画を撮ってくれました。
少し歩いて奥の滝を見てきた。帰り道、おばちゃんから中国語で話しかけられました。生憎、中国語がわからないものですから、Excuse me? で返す。多分この旅行中50回ぐらい使ったフレーズです。大体(あっ)ていう顔をして諦めてくれるんですね。
瑞芳駅で友達がSIMカードを作成しました。この過程でSIMカードを作るには(少なくともその店では)パスポート以外にも身分証明証が必要であることが判明しました。運転免許証とか学生証とかマイナンバーカードとかがあると何かの際に役に立つかもしれません。今回は運転免許証が役に立ちました。その後、瑞芳美食廣場でご飯へ。牛肉麺をいただきました。
九份
ご飯を食べた後は九份まで移動します。瑞芳駅から九份まではタクシーで移動しました。タクシーの料金は一律で定められているようで、料金に不安を感じることがなく行くことができます。日本と比べてタクシーの料金がいくらか安いように感じましたね。
この旅行中に何度かタクシーに乗りましたが、タクシーの運転手さんはみんな気さくに話しかけてくれます。もちろん日本語が話せる方は少ないですけれども、翻訳アプリを使ったり英語を織り交ぜて話してくれたり、こちらが恐縮するくらいにまで丁寧に接客をしていただいた印象があります。
タクシーで坂を上っていくと九份の古い街が見えてきます。遠くにおぼろに連なって浮かび上がる赤提灯を見ると、夜の暗がりを背景になんとも幻想的な雰囲気を醸していました。坂を曲がって初めて街のランタンが一挙に見えるようになっていますので、初めて見たときには驚嘆の声を上げてしまいました。
九份は大挙する観光客で立錐の余地もないほどの混雑で、あまつさえ古い街並みに隘路が張り巡らされているものですから、前に進もうにも進めないといった有様でした。なんだかこの辺は京都の観光地にも似ているなというのが私の感想です。オーバーツーリズムでしょうか? 九份では阿妹茶樓の横まで行ってきました。よく旅行雑誌でも見る場所ですね。ここで友人と記念撮影をしました。
台北101
最後に台北101のカウントダウン花火を見てきました。 台北101の周りは大幅な交通規制がかかっており、多くの道が車両通行止めになっておりました。会場付近はもう黒山の人だかりでした。激混みです。それでも、決められた範囲内に人が収まっているのに驚き。
気がつくと会場の混雑も最高潮を迎え、みんな今か今かとスタートを待ち望んでいます。台北101からは花火が飛び出しました。いよいよカウントダウン! 当たり前だけどカウントダウンも中国語だよね(ウー・スー・サン・アー・イー)。新年快樂!
台北101の周りを螺旋状にババババッと花火が点火され、四方八方から歓声が聞こえてきます。イベント自体は10分程度で終わりました。終わった後はあっさり三々五々(死語でしょうか)。この日は地下鉄(MRT)が24時間運転されるようですね。ふと見ると三越の横でズンチャカズンチャカとウーファーきかして爆音で音楽を流していました。この活力には中華圏の底力を感じた。あと遠目に見ても相当主張が激しい大ホゲアジアンオネエ様がいらっしゃった。忘れられないあの姿。
4日目(台北・松山・龍山寺・ゲイナイト)
ポイント
🟠 台湾のゲイナイトでも、カイリー・ミノーグの曲は流れる
🟠 台湾のゲイナイトでも、GOGOのパンツにチップを挟める
🟠 台湾のゲイナイト、客がステージに上がりがち
🟠 台湾のゲイナイト、GOGOステージはお行儀が良い
松山
この日は松山の松山文創園區へ行きました。文化の香りがする場所です。なんだか清澄白河みがある。知らんけど。
このおしゃショップの中で烏龍茶ビール、お茶、パイナップルケーキを買いました。この旅行中にいくつパイナップルケーキを買ったんだろうか。
おしゃショップの横にはペンギンと椰子の木と噴水がありました。ペンギンさんが据え付けられている理由はついぞわかりませんでした。お前このへんの生まれじゃないだろうが。
都会と木々が調和していますね。好き。
少し歩けば、どでかいビルがジャカジャカ立ち並ぶ景色に変わります。田舎者なのでこういうのが大好物です。こちらは昨日見てきた台北101。昼間に見るとまた全く違った印象です。
ここの大通りは普段歩いて通れないようですが、昨日のカウントダウンのためか、あるいは工事中だからか車両通行止めになっていました。たくさんの人が写真を撮っていました。
ちょっとだけ三越を見てきました。台湾にも三越があるんですよ。お買い物を楽しまれている台湾マダムの手許を見ると、紺・ピンク・水色。なんと昔の三越の紙袋じゃないですか!(伝われ) お前こんなところに生き残っていたのか!
お腹が空いていたので、昼食に路地横のチャーハンを食べました。美味しい! 台湾は本当に飯が美味い!
そのあとは "TAIPEI" のモニュメント前で写真を撮ってきたり、GUを見てきたり、TENGAショップを視察してきたり。男3人、異国の地で大はしゃぎしてきました。
あ、台湾かき氷も食べましたよ。
龍山寺
午後からは龍山寺に行きました。せっかくなのでこちらでお参りをして、おみくじを引いてきました。驚いたのが台湾ではお寺の参拝料が無料なんですね。おみくじも無料。
おみくじの引き方は日本とは少し違い、 半月形の駒のようなものを使って神様と会話をしながら進めていくスタイルでした。「ポエ占い」というものだそうです。流れはたしか大体以下の通り:
おみくじを引いて良いかどうかをお伺いを立てます。
その後でくじを引きます。
さらに、そのくじで本当に良いかどうかのお伺いを立てます。
その結果「良い」ということであればくじを引きます。
なんか妙に人間くさいやりとり。決裁とっているんでしょうか。おみくじを引くと中吉でした。
おみくじの内容は以下の通りです。間違いもあるかもしれませんが、概ねこのような内容でしょう。
「仕事はルールを破ることなく、誠心誠意やりなさい。そうすれば自然とうまくいくでしょう。今求めていることは、停滞するでしょう。秋頃にはいい知らせが来るでしょう。」大体こんなものでしょうか。うーん。
実は転職のお伺いを立てていたので、ちょうどお仕事アンサーが来てびっくりしたのはここだけの話。
ゲイクラブ
さて、台湾で新年を迎えた訳ですが、どうにもエネルギーを爆発させたい。調べてみると台湾のゲイクラブでニューイヤーイベントをやっているらしい。これは行くしかないでしょう。
そういうわけで、中山にあるゲイクラブに行ってきました。
会場の周りには(あっ、多分この人たちゲイなんだろうな)っていう男たちがちらほら。「ゲイダー」ってやつですね(ゲイ+レーダー)。見かけは日本の「前髪系」や「短髪ヒゲ」やらとあまり違いはありません(両方ともゲイ界隈のジャーゴンです)。
会場の入り口で身分証明書(外国人なのでパスポート)を提示し、入場料と払うと、手首のあたりにスタンプを押される。特に説明はなかったと思うけれど、多分再入場の時に必要になるんでしょう。階段を降りて地下の会場に入っていく。会場に入ったところでチケットを提示すると、一杯ドリンクをもらえる。
会場に入るのが早かったようで、ほとんど人がいなかった。しばらく会場の中を見て回ることにする。会場には地下1階(?)と地上1階があり、どちらにもコインロッカーがある。フロアは地下1階にあり、テーブルと椅子がステージをコの字型に取り巻いている。どうやら座席については予約が必要みたい。階段を上がると地上1階があり、トイレがある。DJブースもこの階にある。こちらもコの字型に広がっているが、奥にテーブルがあり、現地ゲイがまったりしていた。地上1階横側にはどうやらVIP席みたいなものがあるらしい。
会場ではカイリー・ミノーグの曲が流れている。ゲイあるところにカイリー・ミノーグあり。台湾のゲイイベントでもかかってるんだなーと思った。ズンチャカズンチャカ鳴ってはいるが、イベントらしいイベントが始まるわけでもなく(いつはじまるのかな〜)と首を長くしながらグラス(割れ防止のためか恐らくプラスチック素材)をチビチビ空けていく。Facebook にイベントスケジュールが載っていたが、特にそこまで厳格に則っているわけではないらしい。
それこそGOGOショーがあることも Facebook ページに書いてあったんですけれども、いつ始まるのかもわからなかったので、ちょっと隣にいた台湾の人の人に聞いてみたところ「わからない」とのことでした。日本のゲイナイトなんかだと、結構予定はガチガチに組まれているような印象があるんですけれども、台湾のそれとは違うのかなと感じました。
そうこうしているうちに、気づけば会場は満員になっていました。満を持してGOGOショーが開演! 白人マッチョ2名とアジアンマッチョ2名の計4名のGOGOがステージで踊っている。アジアンマッチョGOGOが可愛くてずっと見てた。新年早々とっても眼福でした。
ちなみにGOGOショーなんですけれども、日本と同じようにセクシーなダンスで観客を魅了したりですとか、お客さんをステージに上げて官能的に動いてみたりですとか、あまり日本のGOGOショーと変わらないかなぁと思いました。ただ、雑駁な印象としては、日本のGOGOショーよりもちょっと控えめ(お色気成分は少なめ)な感じがいたしました。日本のゲイナイトよりもなんというかお行儀の良い感じでした。私は日本のゲイナイトのダーティな感じも大好きですが。
後は日本のGOGOショーといえばおひねりの文化があります。すなわち、パンツのゴムの部分やストラップの部分にお札を折って入れたりするアレですね。おひねりについては、台湾でも同じ文化があるようでした。100元札を入れている人が多かったです。
フロアも温まったところで、音楽もガンガン強めの音量で流される。びっくりしたのが、台湾人ゲイたちの洋楽大合唱。みんな英語の歌詞をちゃんと覚えて歌っています。The Chainsmokers & Coldplay "Something Just Like This" のときは本当に大合唱。I want something just like this. のとこだけじゃなくて、サビ以外のところもちゃんと歌っていた。こういうところを見ても、日本人より全然英語は得意な気がする。
もう一つ驚いたのが、客がステージにガンガン上がるところ。初めて見た時は(えっ、大丈夫なの??)と思ったけど、むしろ運営側も(上がれ、上がれ)みたいに手招きしていました。面白かったのが、それを台湾の若ホモたちが日和ってモジモジしてたところ。前髪系のあの感じは所変われど、って感じなんでしょうか。あっ、別に前髪系へのヘイトじゃないので石投げないでください。
あとは女性もちらほらいました。台湾ギャルが洋楽に合わせてステージで飛び跳ねて踊り狂っていたのが最高に格好良かった。
疲れもあったので、2時くらいには引き上げてきました。帰りはタクシーで帰ってきました。タクシー料金がずいぶん安いんですね。深夜割増料金になっていても少し安い位でした。
5日目(高雄・美麗島駅・旗津)
ポイント
🟠 台湾も5日目ぐらいになると、日本の食べ物が恋しくなる
🟠 12月でも高雄は常夏トロピカル
最終日は高雄に行ってきました。新幹線で台北駅から南に下っていきました。 出発前、駅のコンビニにバナナが売っていたので(なんだか面白いな)と思ってそのまま買って食べてしまいました。台湾旅行も5日目を迎える頃には日本食が恋しくなってしまいました。プリングルス、コアラのマーチ、おにぎりなんかを食べておりました。
高雄に着いたらびっくりです。真夏の天気なんですね。25度ぐらいはあったと思っています。ちょっと街を歩きながら、愛河という川の写真を撮りました。
あとは、美麗島駅というステンドグラス美しい駅があるんですけれども、駅の改札を出たところにステンドグラスが天井に貼ってあって色とりどりの様子を楽しめます。
さらに南のほうに行きました。旗津という離島があり、それがもう常夏の島なんですね。イカのフライを食べました。
写真を撮りながら歩いていると、浜辺に目元が可愛い大変チャーミングな外国人観光客男性がいるのを見つけました。われわれ生粋のゲイですからね。そういうのは見逃しませんよ。
友人と二人で「え、可愛い」やら「可愛すぎる」やら「可愛い」を連呼しておりました。すると、彼がこっちを見てニコニコしているではありませんか。
どうやら「可愛い」っていう単語は世界にずいぶん知られている単語のようです。要はバレてたわけですね。友人ともどもちょっと恥ずかしい思いをして帰って参りました。まあこれも一つ勉強ですよね。
浜辺に立ち並ぶ椰子の並木を、真っ赤な中華ランタンがつなげている。風がそよぐたびにランタンは房を揺らし、椰子とともに風の音を立てる。
——ここは南の島フォルモサ。人生で初めて見る南の島。北海道の端っこで生まれた自分にとっては人生で初めて経験する少し湿った南の島の暖かな空気。
本当にこれが12月なんだろうか。つむじをじりりと焼くように燦々と輝くお日様の輝き。椰子の木漏れ日の下に広がるアスファルトが乱反射して言える。まばゆいばかりの光に包まれて、流れる雲に青空と茂る椰子の木と鮮紅のランタンとが私の網膜で像を結ぶ。穏やかな世界に極彩色のコントラストを作り出す。
高雄に行ったら絶対に行ってほしい島。それが旗津。
きっと夜は光るのだろう
後は芸術と空と言うところに行けですね10先中がたくさん展示されているような地域にも行って参りましたまた明日なんで一緒に松山のほうは一気に印象が変わりますでもよく見られるような場所でした。あまりに疲れたのでカフェで休んでいたんですけれどもほとんど眠りに落ちる位まで休んでしまいました。ドープなネオンサインの展示物が非常に可愛いですね。
夜市に行きました。葱油餅がとんでもなくうまい。ハイスコア更新したんじゃないかってくらい美味い。外はパリパリ中はもちもち、胡椒のお味と程よい油。
6日目(桃園〜帰国)
ポイント
🟠 早朝便は睡眠不足で移動しなきゃいけないので大変
最終日の帰国便が早朝、というよりも未明の時間帯の帰国便だったので、タクシーに乗って台北から桃園まで移動しました。それでもそこまでタクシー料金が高くつかないんですね。非常にありがたいことだなぁと思いながらタクシーに乗っていました。早朝便にも拘らず、空港は長蛇の列ができていて(これで帰れるのかなあ)とちょっと不安になりながら、出国の審査を受けました。
帰りの飛行機は朝が早かったこともあって少し眠ってしまいました。 帰ってきたら新千歳空港は氷点下の世界でしたから、気温差で言うと20度以上あったのでしょう。少し参りました。
旅行を終えて
楽しかったこと
高雄の南国感を真冬に味わえたこと
とにかく高雄の気候が最高だった。最終日に訪れることができて本当に良かった。旗津の椰子の木、白い砂浜、青い空、赤いランタン——。ここは天国なのかな?
あとは目のあたりがそれはそれは可愛い観光客男性のことが忘れられない。あの男、実は天使だったんじゃないだろうかと今になって思っています。いずれにせよ、台湾に行く人には是非とも高雄をおすすめしたい。
振り返ってみれば今回が私にとってはじめての「南の島」でした。今までの旅行で行ったことがある一番南の場所というと、私の場合は福岡でした。そう考えてみると、沖縄などを一気に飛び越えて台湾に行ったんですね。
12月上旬に真夏の空気が味わえるのは限られた地域になるのでしょう。今回の旅行で南の島の暖かな光を味わうことができたことは非常に大切な経験となりました。帰り道に(今月中に飛行機のチケットを予約してまた来きてしまおうか)と思うくらい素晴らしい体験をすることができました。また行きたい。
街中にある書のレベルが(良い意味で)おかしい
台湾に行って驚いたのが、街中の「書」でした。街中をぐるりと見渡すと、あちこちに筆文字の看板がある。達意の書がしれっと街中にあったりするのです。 私は書については何もわからない門外漢ですが、それでも街中にあるどの書を見ても非常に美しいんですね。
そして、それが日常生活の中に見事に調和をしている。違和感なく広告物や看板中に取り込んでいるのです。日本ではここまで浸透していないよなと感じた次第です。
また、これに関連して、漢文(文言文)が読めたらいいのになと感じました。お寺の柱に彫られた文言、おみくじ、書、……。漢文が読めたら意味もわかって楽しかったんだろうな。
友人との旅行
何より友人と一緒に台湾を見て回れたことが嬉しかった。道すがら下品極まりない和歌を読んだり、かき氷を食べているときには友人の苦手なベリー類が何故か自分の器にたんまり載っていたり、ケラケラ腹を抱えながら旅行できた。
あってよかったもの(オススメの準備)
海外旅行に使いそうな英語表現(買い物、乗越料金の精算など?)が拙いながらもひととおりわかっていたのは本当によかった。
まあ、いざ英語がうまく伝わらない時は筆談もできるんですけどね。漢字文化圏の恩恵を存分に享受します。あと、今回の旅行中に一回だけ漢文が役に立ったことがありました。令AB(AをしてBせしむ)。今の中国語でもどうやら同じ構文を使うらしい。
あったらよかったもの(ちょっと後悔していること)
海外の通貨を入れる用の財布
台湾元を入れる財布として、最初のうちは無印良品のpassportケースを使っていました。それでもなんとか使えはします。しかし、現金を使う際には別の財布があったほうが絶対に便利です。硬貨なんかもジャラジャラ出てくるので、それをしまうための財布は別に用意した方が良いと思います。
海外キャッシングの設定
海外キャッシングを最初設定していないことに気づかず、コンビニのATMで現金を下ろそうと思った時に下ろせないというところで気が付きました。私の場合はうまくインターネット上で手続きができたのですが、私のように海外を初めて訪れる方は、事前に日本にいるときに海外キャッシングの設定を確認していくとスムーズにお金を下ろせるようになるかと思います。
3日分程度の服の着替え
今回の旅行ではすぐに洗濯機・乾燥機にかけてすぐに着られるようにすることを目指してTシャツやズボンなど2着分だけ持っていきました。しかし、洗濯や乾燥を旅行中にやるのは非常に面倒でした。3着程度持っておくと洗濯をまとめて一気に処理ができるので、その方が便利でしょう。
中国語
今の台湾では中国語が一般に使われているようです。私は中国語が何もできないので。実際の生活は英語と日本語を使って過ごしていました。あとはそ漢字から意味を予測してやり切りました。それでもダメなときはGoogle翻訳の写真翻訳に頼りきりでした。
上記の中でも、今回は主に現地の方とのコミュニケーションは英語を使っていました。しかし英語を使うと向こうの人とのコミュニケーションの間に少し壁ができるの感じるんですね。できれば中国語が話せたほうがお互いにコミニケーションをとる上で感情のやりとりまでできるようになるのではないかなと思いました。あくまで私がやっていたのは情報のやりとりだけでした。それだけなら英語で全く事足りるんですけれども、やはり深いところでコミニケーション取ろうとなると中国ができたほうが私は良いのではないかと思っています。
後はせっかく中国語を話すチャンスなんですから中国語で話せればよかったかなと思っています。英語は私にとって逃げ道になっていたようです。
あとは、余談ですが、タクシーの運転手さんが(おそらく)ホーロー語(台湾語)を話しているのを聞きました。閉音節にn, ng だけじゃなくて p, t, k が出てきてたので(もしや?)と気づきました。漢文で出てくる入声ってやつじゃん?
おわりに
今回が私にとっての初めての海外旅行になりました。はじめての海外旅行として文字を見れば言葉もある程度意味が分かり、文化も少し似ていて人も優しいところですから台湾は旅行先として選ぶのも非常に良いのではないかと思いました。少なくとも私はこの海外旅行を大変楽しむことができました。またいつか行けたらいいなと思っています。
あと、この記事に書いていないこともあるので、さいとうに面識のある方は、何か気になることがあれば直接お問い合わせください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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