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柿渋作ってみました〜NPC日記(19)〜

こんばんは。
portal of nature(自然への入口)
齋藤朱美です。 

初めて柿渋を作ってみました。

事の起こりは、昨年、熊の出没が増えたことにあります。

成ったままにしている柿は、熊を呼び寄せてしまう。

その対策の一つが柿の有効利用。
だから、「柿渋づくり」という流れです。

熊出没が多い地域に住む友人が地区の人たちと柿渋を作っていました。行動力素晴らしい✨✨

それで、わたしも見様見真似で作ったのでした。

高枝切り鋏で、まだ緑色の柿を33個もぎました。柿渋は、渋柿で作ります。柿渋だけに(^_^;)

肥料袋に入れて、金槌で叩いて砕きました。そして使っていない漬物コガに入れて、井戸水を入れて混ぜて放置。

↑翌日、泡だらけになっていて、驚きました。魔女のスープ鍋みたいです。
毎日かき混ぜます。発酵を促すためでしょうか?


↑一週間後、泡が出なくなりました。
酸っぱい発酵臭がしました。酵母による発酵なのかな?

ネットで調べたら、一週間くらいで絞るとのことでしたので、絞りました。

↑2〜3リットルくらい絞れたかな?
ウイスキーの空き瓶にいれる人(笑)


↑絞りカス
これで木材を磨いているのをネットで見つけました。なんでも有効利用できるのですね✨


今回教えてくれた友人の作り方を改めて見てみたら、冬になってから絞ると書いてあるのを発見!

あちゃ〜

早く絞りすぎたのかな?
まずは、様子を観察しようと思います。

私は、わな猟の罠に柿渋を塗る計画です。 
イノシシは、人の匂いがすると警戒して罠に近寄らないみたいですが、人の匂いを消すために柿渋を塗るらしいのです。

他に柿渋の使い方をいろんな方から教えていただきました。

和紙に塗ると1000年保つ(!)
・番傘に塗って強度を良くする
・木製の壁や看板に塗る
一閑張りを作る

などなど


今回、すべての柿をもいだ訳ではないのですが、柿が落ちてこなくなりました。

毎年、アスファルトに緑の柿が落ちて、車で潰してしまい、ちょっと大変です。

一本の木になる柿の量は決まっていて、それより実が多い時は、自然に落ちて摘果されるのでしょうか?

植物のいとなみは、不思議で面白いです!

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