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森羅万象についておもう

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森羅万象についてのエッセイ つれづれにおもったとこ、感じたことをつらつらと。
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#ありふれたくじら

くじらについておもう(3)

くじらについておもう(3)

是恒さくらさんが、「ありふれたくじら」を創作していらっしゃるのは、

『分断されてしまったモノ・コト・ヒトを繋げたい』
ということがあるのだろうか?と唐突に感じた。

彼女は言葉を綴ることは、布を織ることと近いと「ありふれたくじら」の冒頭に書いている。

世界中で捕鯨に反対する人たちが多い中で、昔から伝統的に捕鯨をしてきた方々は、どんな気持ちでいたのだろうか?

誇りを持って捕鯨をしていたと想像す

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くじらについておもう(2)

くじらについておもう(2)

是恒さくらさんの「ありふれたくじら」Vol.4を読んでいたら「鯨塚」が出てきたので、『ハッ』として検索した。 

「鯨塚」は、佐渡にもあった。
だから、日本海側にも、くじらはいるのだ。
(前回、日本海側ではくじらは捕れないと思う、と書いたけど違った。。。)

佐渡の鯨塚では、鯨の恵みに感謝して、流れ着いたくじらに戒名をつけている。

(参考1)片野尾の鯨の供養塔

(参考2)捕鯨文化 Wikipe

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くじらについておもう(1)

くじらについておもう(1)

先日、山形まなび館のブックカフェに行ったら、この本に出会った。

vol.1 『ありふれたくじら』について|是恒さくら|くじらの見える書窓 @sakurakoretsune #note

小さな薄い本だったのだが、
手に取り、パラパラめくったら、
すっかり虜になってしまった。

本が置いてある本棚の同じ区画の中に、雑誌coyoteがあった。
写真家の星野道夫さんの特集号があり、カナダの島の先住民

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