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7. 上級生はグラウンド整備をしているか

暑い夏がやってきましたねー。
都内では今日40℃近くまで気温が上がったらしい。

こうも暑い日になるとフラッシュバック的に思い出すのは(もう1x年前になるけれど)高校のときの部活動。

僕はアメフトをやっていたのですが、
酷暑でもヘルメットを被り、人にぶつかっていく、という涼しい部屋で物書きをしている今とは180度違うハードな事をやっていました。

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上級生はグラウンド整備をしているか

アメフトをやっていた当時に聞いた話でいまだに記憶に残っているのが、
この小見出しの言葉です。

当時(2002〜2004年前後)の最強チームと言えば、
後に社会人リーグや海外でも活躍するQB高田やWR木下を擁した立命館大学パンサーズ。ライスボウル2連覇という偉業はいまも記憶に新しい……。

そんなパンサーズの常勝の仕組みの1つとして、
入部したての1年生ではなく、4年生が率先してグラウンド整備をする、という文化があったそうです。
いわゆる部活動の縦社会では"ほぼ見られない"光景ですが、
これが浸透することでスキルやフィジカルの弱い1年生は自分の成長のために時間をより多く費やせる。
結果としてチーム全体のシフトアップに繋がる、という話。

直接聞いたわけではなく、「あの立命館は〜〜」という枕詞とともに語られているのを耳にした程度なので真実は定かでないのですが、事実として上述したスーパープレイヤー達は1年生次から活躍していたので、恐らく本当なんじゃないかな、と思っています。

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メンバーが結果を出しやすい環境を作れているか

マネージャーになりたての人あるあるな話だと思うのですが、
20代後半の僕は「自分がやるのが一番早いし最適解であると思う病」という病にかかっていました。

重要タスクを自分に集めて、徹底的に設計された業務オペレーションだけをメンバーに展開して実行してもらう、というスタイルでした。
今考えるとメンバーが結果を出しやすい環境、はこれでは作れていないなと普通に思うし、理解できるんですが、、、、当時はそうではなかった……。

どのような状態が最もパフォーマンスが出るか?
もちろん人によって違う、は大前提としてありますが、
メンバーのために自分が何を出来ているか?は常に意識しておくべきことだな、と改めて最近思っています。(忘れがちだけど。。)

メンバーのために何でもやりましょう、という話ではなくて、
パフォーマンスを出しやすい環境を率先して上長が作りにいけてるか?的な意味合いなので間違いなきよう……。


暑い夏の、小咄でした。

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