なんでも自分の力で勝ち取ったと誤解してる人が嫌い

考えが環境から齎されるものであることすら理解していなくてもただひたすら問題集解いてテストに合格するという考えを植え付けられた通りに行動して勝利を得たと思い込んでる人間が苦しみや努力を語る資格はない

学校に居場所がないとかは現代においていっそ当たり前の事象に近く不幸的な環境にカウントするにしても入り口みたいなものだ
家にも居場所がないとか、DVや性的暴力を受けたり毎日蔑称で呼ばれ罵られなじられるような経験がない人間の想定する「悪環境」は浅い
そんな浅い悪環境を前提として成果を勝ち取った、自分がその生き証人だと主張する人間がしかして成果の上にいるが故に強い発言力影響力を持ってしまう
それも人心が腐敗する因子たり得るだろう

家族の援助、例えばご飯を作ってもらうとか洗濯してもらうとか教材を買うお小遣いをもらうとか、そういうものを恵まれているとカウントすることは多くの日本人には困難らしいからな

そういうものなくして例えば東大に受かった人を私は知らないし、実在しないのではないかと思う
そういった論調に反論するためだけに嘘の経歴で行き証人を名乗る輩はまあまあいそう

援助無くして勝利はありえない
当たり前無くして勝利はあり得ない
もし例外だと感じるのならば認知範囲の外に援助があるのだろう

当たり前を恵まれていることだと認識し続けることは恐らく不可能でそればかりかそのことに気づく懐疑的な精神も成功したとされているものほど持ち合わせていないか意図的に無視している

真に賢い人はお気持ち表明などせず、自分の感想を発信するときはそれに利益、狙いがある時だけであろう

環境の影響を認めない馬鹿が嫌いだ
そんな馬鹿が想定する不遇な環境は概して浅い不遇
何もかもを常に否定され続けて犯されて叩かれて育ってから言ってほしい

そういうやつが持って生まれた外見を利用してアイドルとかしてると「ほらやっぱり欺瞞じゃないか」と思う

遺伝子と環境
それが全て
勉強の意義や生活保護下での奨学金のもらい方やそもそも大学に行く意思やら何も情報に触れられず触れる機会すら与えられない格差は確実に存在する
しかし自分の力で勝ち上がってきたと思い込みたい馬鹿者ほどそれを否定する

気づきはお前が自力で得たものではなく、遺伝子と環境によって齎されるものだ
努力もそう
自分が与えられてきた肯定的な環境因子を当たり前の背景物としてぼかしたままフォーカスせずに自分は努力で勝ち取ったと主張する人間には反吐が出る

まあそういう人間ばかりだからちゃんと社会は腐敗していってるのだけれど
さっさと●●

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?