変化は「ゆでガエル」のように！〜ホメオスタシスを騙す〜

こんばんは、さいたです。

僕の記事でたびたび出現する「ホメオスタシス」ですが、成長する時も闇堕ちしていく時も、こいつの存在は欠かせません。

僕らの脳は常に自分にとっての「デフォルト」を保とうとします。それがホメオスタシスであり、コンフォートゾーンであり、無意識の力であるのですが、これがわからないといつまでも自分の脳と無駄な争いをしていく羽目になります。(いや実際のところ、争いにすらなりません。ホメオスタシスには勝てません。)

僕らが意識してコントロールできるのは、僕らのほんの一部です。
残り95%以上の無意識が反撃してきたら、なす術はないというわけです。

そこで、「ゆでカエル」の話をご紹介します。

カエルをお湯の中に入れます。この時、一気に熱くしてしまうとカエルは熱くて逃げてしまいますが、ゆっくりと少しずつ沸騰していくお湯の中に入れると、カエルは熱くなる過程を感じ取れず、沸騰して茹で上がるまでお湯の中にとどまります。

このメタファーがよく使用されるのは悪い例の方で、人間が徐々に悪化していく状況に気づけないといった文脈で使われます。健康をじわじわと害していったり、景気が少しずつ悪くなる、という塩梅です。人間もカエルも、ほんの少しの変化(率)は感知できないのです。

それで、僕らはゆでカエルのようになろうという提案です！
もちろん、良い変化の方向に。

ホメオスタシスは、変化を嫌います。変わりたくないというのが備え付けの性質なので、少しでも「こいつ、変わろうとしてるな」思われると、反撃を喰らってしまいます。

なので、変わりたい、成長したいと思ったら「ほんの少しずつ」です。ほんの少しの変化(率)であれば、ホメオスタシスのセンサーを回避することができます。

ブログであればいきなり2,000字を毎日書こうなどとはせず、とりあえず100字でも投稿してみる。筋トレであれば、まずは腕立てを5回とか、ストレッチだけとか。

とにかく、「惰性」で続けることが肝心です！そうして惰性で続けていくだけでも、徐々にホメオスタシスが更新されていき、気づけば大きな変化になっていきます！！いつもの、雪玉効果です。

まとめです。

まずは何より「ゴール」です。やりたいこと、なりたい姿を現状の外側に設定して、無意識でフックをかけます。

ゴールが設定できたら、あとは目の前のことに取り組んでいきます。この時は遠くに行こうとしすぎず、常に「ほんの少し」「惰性」で取り組むことが大事です。もちろん、丁寧に。ホメオスタシスに感知されないように、少しずつ少しずつ変化していきます。

そして、常にフィードバックをとって、1ミリの変化に気づいていきます！
変化は意識に上げることで加速していきます。

皆さんも、ホメオスタシスと友達になってガンガン変化していきましょう！！

それでは皆さん良い夜を。

↓パーソナルセッションでは、ゴール更新のサポートで変化をガンガン加速させていきます！

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