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生成AIにクリエイターはどう向き合うか

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『「絵師」と「イラスト生成AI」の不和を考える』シリーズ全3編+α 生成AIと向き合うクリエイターの心境を考察していく。記事タイトルには「絵師」と言っているが、実情は様々なクリ…
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#引用

「絵師」と「画像生成AI」の不和を考える その1【作曲の事例を交えて」

「絵師」と「画像生成AI」の不和を考える その1【作曲の事例を交えて」

 初めに、ある問いかけをします。
ピンと来ない人が多いと思うので、順を追って記述していきます。

問題提起:
①AIの関わらない
②トレース素材がかなり充実して
③ゲームパッドなどでゲーム操作的にイラストが作れる――そして生み出されたイラストの権利がユーザにある
というツールがこの世に生まれる前に、実用レベルのイラスト生成AIが生まれてしまった。
 これがイラスト製作者とAIユーザの溝をより深いも

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「絵師」と「生成AI」の不和を考える その3【続・冷笑ではない中立の提示】



前提

※「その1」「その2」「分類」が前提の記事です。
・「絵師」と「イラスト生成AI」の不和を考える その1(作曲の事例を添えて)
・「絵師」と「イラスト生成AI」の不和を考える その2【冷笑ではない中立】
・イラスト生成AI利用者の“立場の違い”の分類(議論が並行線になる原因)
 本記事単体で読むと印象が変わってしまう恐れがあるので、まずはその1から読んでいただきたいです。

 その2を

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