新卒でJTCに就職した話 | #2
こんにちは、にしむらです!
#1【自己紹介】の投稿では簡単な紹介に留まりましたので、これから数回にわたり、私の人生の中でどのような考えを持ち、どのような選択をしてきたのかをちょっぴり深堀してお伝えしていきたいと思います。
今回は、新卒時の就職活動についてのお話です。
自分自身の棚卸という側面もあるため、少し退屈に感じるかもしれませんが、こんな人生もあるんだという事例として見ていただければ嬉しいです!
1. 出発点
i. 興味関心ごと
まず、新卒時の企業選びについて語る前に、私のバックグラウンドについてお話します。簡潔にお伝えするため、サクッと紹介しますね!
私は大学・大学院で電気分野を専攻していたしがない研究者です。
具体的な研究テーマについては、前回の投稿で記載していますので以下で抜粋しておきます。
誰もが見てわかる通り(?)、私の関心の大テーマは「エネルギー」です。そこから「再生可能エネルギー」や「蓄電池」、「水素」などがキーワードとなり、興味関心ごとの中心となりました。
というわけで、この領域についてぬるぬると調べ始めることになりました。
ii. 就職活動の開始
ちなみに、日本においてエネルギー企業は意外と少ないんです。ITや消費財、金融業界に比べると、エネルギー業界の企業はかなり限られています。その理由はシンプルで、高い初期投資が必要で、技術や制度面での制約が多く、参入障壁が高いからです。(と、ChatGPTが教えてくれました!)
そのため、エネルギー分野での企業選びはスムーズでした。具体的には、以下のような名の知れた企業を中心に選びました。
・某電機メーカー(Mさん、Pさん、Tさん)
・某重工/エンジメーカー(Kさん、Sさん、Jさん)
余談ですが、理系の大学院生の就活は、文系のように数10社に応募することは少ないです。もちろん、たくさんの企業に応募する人もいますが、基本的には推薦を受けることでほぼ内定が得られることが多いのです。なので、1社応募→1社内定という人もたくさんいます。
そういう意味では、6社ほど受けていた私は同じ研究室や友人の中では比較的多くの企業に応募した方だったのかもしれません。
こんな感じで、私の就職活動はゆるやかに、順調に、スタートしました!
2. 内定までの道のり
i. 企業選択の軸
「就活の軸」とはよく言いますが、実際のところ、これってなかなか難しいものです。
理想的には、「私の軸は①〇〇、②□□、③××である!」なんてカッコよく決めたいところですが、私の場合はそんなに明確なものはありませんでした。正直なところ、軸と呼べるものは単に「ワクワク感」だけでした。
この「ワクワク感」がどこから来るのかは本当にさまざま。お金なのかもしれないし、人かもしれないし、事業そのものかもしれないし、はたまたブランドかもしれません。
ブランドに惹かれて近づいた会社が退屈な事業部だったり、逆に志望度が低かった会社で社員と話してみると意外にもテンションが上がったりと、各社で感じるポイントは本当にバラバラでした!
いま振り返ってみると、転職が一般的になりつつある今の時代、人生の戦略を完璧に立てながらブランドや年収に拘るよりも、その時に「これ、やりたい!」と思える仕事をする方が、実は一番幸せになれるのかもしれませんね~
面接ではこの「ワクワク感」を大事にしながら、各社の魅力を1つ1つ確認していきました。とても楽しい経験でした!
ii. ガクチカのキラーエピソード
新卒の面接でおなじみのちょっと厄介な質問。そう、ガクチカですね。多くの人がこの質問に頭を悩ませ、エピソード作りに奔走していることでしょう。
実は、私には自信をもって語れるキラーエピソードがあります。
初回投稿でも触れた「街コン主催者」です!
そもそも「街コン」という言葉、知っていますか?
簡単に言うと、地域の飲食店やイベントスペースを利用して、多くの人が合コン交流できるように企画したイベントのことです。
私は、この街コンに主催者の業務委託という形で関わっていました。単なる運営スタッフの枠を超えて、営業企画や事業予算管理、採用や教育までを請け負っていました。
このエピソード、面接の場では非常にユニークで、面接官のおじさん達にとても刺さりました。街コンの話をする人はほとんどいないので、みんな興味津々でした。話を来てもらえるとテンションも一気に上がりますよね~!
他にも研究で大きな成果を上げたこともエピソードとしては用意していましたが、この街コンの経験1つでほぼ無双状態。実際にその仕事で得たコミュニケーションスキルやマネジメント経験が、私の就活を支えてくれました。
iii. そして、内定
なんやかんやで、6社応募したうち5社から内定をいただくことができました。(1社はタイミングが合わなかったため選考辞退)
ありがたや~。
最後に選んだ企業は某重工/エンジメーカーです。
人事の方が熱心にアプローチしてくれたことに感銘を受けて内定を受諾しました。
実はこの企業、志望度は0に近かったのです。
だって、重工/エンジって暑そうで、臭そうで、キツそうじゃん…
(大きい声では言えませんが…)
でも、結局最後決めた理由は「人」でしたね~
チャレンジングな社風で、積極性があれば何でもやらしてくれると思いました。企画好きでなんでもやりたい私にとっては最善の選択でしたね!
3. おわり
以上が、私の就活奮闘記でした!
新卒の就職活動って、ほんとにいろいろなことがありますよね。でも、大事なのは「自分がワクワクできる仕事」を見つけること。どんなに企業が魅力的でも、最終的には自分の興味や熱意が一番大切です!
これからも仕事に対する熱意や挑戦を大切にしながら様々な経験を積んでいきたいと思っています。皆さんも、自分らしい道を見つけて楽しいキャリアを築いてくださいね!
では、また!
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