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思い立って、お菓子を作る。

夜勤明け。
キチンと仮眠を取ったものの、今日は眠い…。

しかし、ここで寝てしまうと、夜にぐっすり眠れない。

私が留守の間に、義理の母が庭で採れたブルーベリーをたくさん届けてくれていた。

久しぶりに、ブルーベリーマフィンを作ろう。

           ★

私のマフィンレシピはチェロ師匠譲り。
先生宅に居候していた頃に教わった。

本場ドイツ料理をよく作る人だけれど、オヤツは何故アメリカンマフィンを作るのだ?
きっと、単に「好きだから」なのだろう。

マフィン型6個分の分量。

「材料は全部用意してから作り始めなさい。必ずキッチリ計量すること。」
との教え。

バター、卵、牛乳は常温に戻すこと、だそう。

先生のお菓子作りは、まるで先生が弾くバッハのように緻密だ。

材料を順番どおりまぜます。まぜすぎ注意。粉が飛び散るのは、ご愛嬌。
ブルーベリー投入。
型に入れ、焼きます。

先生は最後にアーモンドクランブルをたっぷり乗せるけれど、クランブル作る手間を省いた…。そのまま焼きます。

クリームチーズをトッピングすれば良かったと、焼いた後に気づいた。
次回は乗せよう。

私が音楽を教わっているプロオケの人たち、師匠も、M先生、U先生、H先生も、なぜ皆さん食べるものがオシャレなんだろう?
ヨーロッパで音楽の勉強をすると、自然とそうなるのか?

U先生なんか、私らのオケの本番で必ず、手作りとは思えない、美しいクッキーやカヌレを差し入れてくださる。
私は本番前は食欲がなくなるので、美味しそうと思っても、手が伸びない。
本番を終えてホッとした頃には、もう売り切れているのが常だ。

そうこうしているうちに、マフィンが焼けた。

キレイに焼けました。
粗熱を取ってから、家族の分を容器へ。
お供はコーヒーにしましょう。
まだ温かいうちにいただきます。

表面はサクサク、中はホロホロのホクホク。先生のレシピは、小麦粉とバターの香りが際立っておいしい。

ごちそうさまでした。

ブルーベリー、まだ残っている。
半分はヨーグルトと食べて、もう半分はジャムにしようかな。