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京都上がる下がる

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2021年11月の記事一覧

お火焚き饅頭の次は亥の子餅

お火焚き饅頭の次は亥の子餅

旧暦の亥の月,最初の亥の日の亥の刻に(2021年は11月11日)「亥の子餅」を食べると、万病から逃れると言われています。

また、亥は陰陽五行で水にあたり、火災を逃れと言われることから、茶の湯では炉開き行事の時に使います。

お店によって色々形の亥の子餅があり、毎年楽しみ。
今年は塩芳軒さんのをいただきました。
ふわふわのお餅がとても美味しい。

もうお正月のお菓子の予約も始まるみたい。
お正月の

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お火焚き饅頭

お火焚き饅頭

11月になれば火焚き饅頭。

京都ではお餅屋さんと、上菓子屋(和菓子屋さん)が作る菓子とがある。
今はどちらもデパートにあったりするので区別つかへんけどね。
上菓子屋さんは茶の湯であつらえはるようなお菓子を作ってはる。

お火焚き饅頭はお餅屋さんの作る饅頭で、火焔宝珠の焼印以外は特徴もない素朴なお饅頭です。

お火炊きは護摩木を燃やして五穀豊穣に感謝し、厄よけ、無病息災などを祈る神事で、お火焚の残

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