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お火焚き饅頭

11月になれば火焚き饅頭。

京都ではお餅屋さんと、上菓子屋(和菓子屋さん)が作る菓子とがある。
今はどちらもデパートにあったりするので区別つかへんけどね。
上菓子屋さんは茶の湯であつらえはるようなお菓子を作ってはる。

お火焚き饅頭はお餅屋さんの作る饅頭で、火焔宝珠の焼印以外は特徴もない素朴なお饅頭です。

お火炊きは護摩木を燃やして五穀豊穣に感謝し、厄よけ、無病息災などを祈る神事で、お火焚の残り火でみかんを焼いて食べると1年風邪をひかへん、という言い伝えもあります。


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