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#162 音の数だけ存在する【離鍵(りけん)】の大切なおはなし。
皆さん、こんにちは!
今月もnoteを購読いただきありがとうございました!
(前回のnote…「曲の中に出てくる音階のおはなし」「1フレーズをひとまとまりで弾くことの本当のむずかしさ、奥深さ」)
毎度おなじみ、末日の レッスンnoteをお届けします。
今回のテーマは、超重要!ピアノを弾くなら絶対に切っては切れない "○○" のお話です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656559663485-tsnTNazkdg.png?width=1200)
それは、
離鍵(りけん)。
離鍵とは、打鍵の反対用語のように使われることばで、
・打鍵…鍵盤を打つ。つまり、音を出す、鳴らすときの動き。
・離鍵…鍵盤から離す。つまり、音を切る、音を離すときの動き。
このようにセットで考えます。
あなたは、いつも離鍵を意識してピアノを弾いていますか?
音を出す、切るときの「動き」と言いましたが、実際はその時に
・聴き方
・響きのコントロール
・イメージ
・曲の解釈、表現
・体のつかい方
など、さまざまな要素がたくさん関係してきます。
そのため、鍵盤からどのように指を離すか、音の切れ際をどのように聴くか…など考えずに無造作に離鍵してしまうと、
・音楽がぶっきらぼうになったり
・美しくなかったり
・曲に合った表現ができなかったり
と、いろいろな不都合が起こってしまいます。
曲や部分に合わせた「離鍵」を考えていこう!
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今回も、動画の中で具体的な曲の一部分を取り出して、
・実例
・悪い例や、ついやってしまいがちなこと
・練習や演奏の考え方
などをご紹介していきます。
今日の曲目は次の2曲。
まず、ベートーヴェンのピアノソナタ第24番「テレーゼ」の第1楽章。
おもに、赤のマル印がついた箇所の「離鍵」について考えていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1656559068773-yZi3d3T7pl.jpg?width=1200)
次に、同じく嬰ヘ長調の曲で
バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻より、第13番のプレリュード。
こちらは水色の印のあたりについて、主にお話しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1656559156438-iKwQLkFz7A.jpg?width=1200)
離鍵に気を配るとどうなるのか、逆に無造作に音を離すとどうなってしまうのか…など、実演を交えてお話してきます!
動画はこちらから
それでは今回の動画はこちらからどうぞ。
約21分です。
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28616429/profile_362dd978b51452de8a6b476d8a0586a9.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
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