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2年ぶりの帰省で因幡をすたすたぐるぐる。ガイナーレで思い出補完計画

I'll be back!! 

2年くらい前から全世界の民を苦しめてきた騒動的なものが日本でようやく落ち着き、今月中旬、ついに僕は鳥取に帰ることができます。

今年1月のOWL magazine参加のエントリーでアルコール成分多めに鳥取のサッカー事情を書くという決意を示した僕ですが、騒動の様子見という安全策を取り続けた結果、鳥取には帰れない日々が続いていました。

この1年くらいは「遠い故郷」みたいな位置づけで、ここOWL magazineで鳥取のことを書こうにも数年前の思い出と妄想しか頼れないなかで書いており、いわゆる「現場感」が不足していたのかなと思っています。

ただ、安心してください。もう大丈夫です。近い内に僕は鳥取に帰り、地場の食材に舌鼓を打ち、地酒をしこたま飲み、波荒れる日本海をバックに酩酊状態でさまよえるのです。

現場に行き、五感を刺激され、こっぴどく肝臓をやられた僕の文章を楽しんでいただける日がもうすぐ来ます。病院送りになっていなければ、おそらくその日が来ます。

『魔女の宅急便』で魔女見習いのキキが都会でなんやかんやあったけど故郷に帰れる日を迎えたのと同じ心境です。ガイナマン、落ち込んだりもしたけど、私は元気です。東京労働要塞から日本海沿岸の陸の孤島へ帰還します。

というわけで、今回は最後の妄想と思い出をもとにした「思い出補完計画」を綴っていきます。鳥取県は鳥取市のAxisバードスタジアム周辺の思い出スポットを巡りたいと思います。

きたる12月5日のホーム最終戦のヴァンラーレ八戸戦。当日、僕はどんなふうにバードスタジアム周辺を”すたすたぐるぐる”するのか。旅を前に備忘録がてら書いていきたいと思います。

\ここでいったんCMです/

”すたすたぐるぐる”と言えば、こんな書籍が最近発売になったようです。サッカーどころ埼玉県を舞台に、クセがすごくてサッカー愛もすごい多士済々のライター陣がひたすら”すたすたぐるぐる”する異色の一冊。

ロマンあり、一大スペクタクルあり、人情噺ありのバラエティパックで非常に旅に出たくなる本です。ぜひお買い求めください!

ここからは、有料公開にさせていただきます。OWL magazineでは毎月700円で個性あふれる執筆陣による記事を毎日読むことができます! 執筆陣は、OWL magzine代表の中村慎太郎、ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんの他に、日本各地のサポーターやサッカーフリークたちです。全国津々浦々の「サッカー」がわかる記事が盛りだくさんです。ぜひ購読よろしくお願いします!

補完計画その1「地獄のセンター試験を乗り越える」

12月5日、バードスタジアムに向かうにあたって、どうしても寄りたい場所があります。それは鳥取大学です。母校でも志望校でもなく、ここは高校3年生と浪人生の時代にセンター試験会場として訪れた場所でした。

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