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地域との取り組み

こんにちは。香川事業部・採用担当の白川です 😄

本日は、去る3月23日に、セントケア丸亀で開催した丸亀地域連携推進協働会主催の「高齢認知症の糖尿病ケア」のレポートをお届けいたします 🎥

地域との連携

丸亀地域連携推進協働会ってな~に?

「病気や障害があっても安心して生活が営むことができる丸亀市」を目指し、連携を深め協働することを目標に、セントケア丸亀で2019年に
設立発足した会です。

ご参加くださる方は、地域の病院のソーシャルワーカーさんや看護師さん、介護支援事業所のケアマネジャーさん、調剤薬局の薬剤師さんです。
毎回テーマや取り組む内容を決め、意見交換や講演会を開催して来ました。

今回は、丸亀地域包括支援センターの保健師さんを講師にお迎えし、認知症サポーター養成講座【認知症になっても安心して暮らせるまちづくり】の
講習会がスタートしました。

そもそも認知症って❓ 認知症の症状❓
認知症の治療ってある❓ 予防できるの❓
認知症と言う言葉だけが切り取られて独り歩きし、誰もが知っている
単語になっていますが、本当は知らないことばかりです。
講習会ではそんな認知症について知らなかったことプラスαを学びました。

認知症を正しく理解し、認知症の方への理解と対応について考えるコーナーでは、リアルな問題をテーマに、認知症寸劇 食事を食べていない!」が披露されました 👏🏻

寸劇その① 悪い例
👵🏻「〇〇さん!私のご飯はまだ?」と、杖を突きながら居室から出てくる
  義理の母。
👩🏻‍🦱「さっきご飯食べたばかりですよ。口元にご飯粒がついていますよ」
👵🏻「ご飯食べてないのに、早くご飯ちょうだい!!悪い嫁やな。」
👩🏻‍🦱「お義母さん!私は朝ごはんの片づけをしてて忙しいんです。
  もういい加減にして下さい。」💢

悪い例


寸劇その② 良い例
👵🏻「〇〇さん!私のご飯はまだ?」と杖を突きながら居室から出てくる
        義理の母。
👩🏻‍🦱「えっ!(一瞬驚く)そうでしたね。まだでしたね。ごめんなさい。
  すぐ用意しますから、ごはんができるまで、このリンゴを食べていて下   
  さいね。(沢山はあげない)」
   (ご飯から気をそらしたいお嫁さん)
👩🏻‍🦱「お義母さん今日はお天気がいいので、お花見にでも行きませんか?」
👵🏻「お花見いいね~。」
👩🏻‍🦱「お義母さん、この間買ったスカーフを巻いていきませんか?」 
👵🏻「(スカーフを巻いて)どうかな?」
👩🏻‍🦱「とっても似合っていますよ。じゃあ行きましょう❗❗ 」
  話をそらすことで、すっかり食事のことを忘れて
  機嫌よくお出かけしました。

良い例

皆さんいかがでしたか❓
私は目からうろこでした。「ご飯を食べていない」という言いぶんに
対する、正しい対応の仕方は「気をそらす」なんですね。
思わず「なるほど ❗❗」と言ってしまいそうでした。
認知症の方の「あるがまま」を受け入れられるようになるためには、
介護者の気持ちの余裕が必要なんですね。

しかしながら、現実はそう甘いものでないことは容易に想像できます。
認知症介護をしているご家族の気持ちを理解し、どんな応援や支援をすればいいのか考え、寄り添っていかなければなりません。

「これからも家で暮らしたい。」でも「このままでは家で過ごせない。」😥と思う認知症高齢者の方の思いと
「一緒に暮らしたい。」でも「もう限界。」💦
そんな介護者の方の思い・・・。

介護者の負担を少しでも軽減してさし上げることが、認知症高齢者の方が
ずっと住み慣れたお家や住み慣れた地域で過ごせる方法の一つです❗❗ 
私たちセントケアが提供している、在宅介護や在宅看護が医療と連携し
「在宅」にこだわりサービスを提供しているのもそんな思いが
あるからです。

以上、地域との取り組みのレポートをご紹介いたしました 。

セントケアでは一緒に働く仲間を探しています✨





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