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カワスケのひとりごと~近所のおすすめの公園について~

台風6号がやっと過ぎたと思ったら、また7号が日本列島に接近しています🌀
お盆のUターンと重なり交通機関に大きな影響がでそうなので、皆様気を付けて下さいね📢

今日のカワスケのひとりごとは、

『近所のおすすめの公園について』


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高松に越してきて良かったなと感じることのひとつに、家から徒歩10分くらいのところにある栗林公園の存在があります。

県外の人に公園名を言っても、あまり反応は芳しくありません。というのも、普通のお子さんが滑り台やブランコで遊ぶような響きの公園と思われてしまうのですよね。

また、「りつりんこうえん」という読み方もあまり馴染みがないため、国内での知名度はどうやらそれほど大きくはないようです。

実は海外での知名度はピカ一です。というのも、2009年の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、「わざわざ旅行する価値がある場所」として最高評価の三ツ星を獲得している公園です。

公園、公園と連呼していますが、実際はとても大きな日本庭園。1875年に開園した歴史ある名庭園なのです。

入園料はたったの410円。年間パスも2,610円なので私は現在購入を検討中です。

見どころは季節によって変わるというのも大きな魅力です。

1年住んで、すべての時季に入園しましたが、どの季節も素晴らしいです。梅に桜に紅葉。

春の桜と秋の紅葉の時には、日が暮れたあとにライトアップもあり、黒い池の表面がそのまま鏡となって、地上と水中の境目が混在して桜や紅葉が咲き乱れるという幻想的な景観を作り出しています。

夏は初夏から8月くらいにかけて蓮池が壮観です。蓮の花が開いているのは朝のみとなりますので、比較的人も少なく穴場的な名スポットとなります。

蓮については、勉強で「因果俱時」という言葉を習ったことと、夏以外は戦場の焼け野原のように枯れた蓮の枝が累々と横たわる景色ですので、そこが生命力溢れる緑一杯の景観となった時とのギャップが大きく、強く印象に残ります。

ちなみに、「因果倶時」というのは仏教用語で、簡単に説明しますと「決めたとたんに、今と結果の在り方が決まる」という意味になります。原因が生じたと同時にすでに結果も手にしているということです。

これは、蓮という植物が、花を咲かせた時にはすでに種を擁していることから、花(原因)と同時に実(結果)をつける様子が因果倶時の象徴とされている理由です。

栗林というくらいですから、さぞかし栗の木が林立しているのだろうと眺めてみても、どうやらどこにも栗の木は見当たりません。

原っぱに大きな木が一本生い茂っておりますので、どうやらこれがこの公園の象徴の栗の木なのだなと勝手に決めつけていたのですが、秋になっても栗の実を落とすことなく、結局この一年栗の木の存在は見つけられていません。

ネットで調べてみると、中国では樹木の種類に限らず「木が生い茂った里山」のことを「栗林」と呼ぶようで、どうやらそのあたりに名前の由来があるのではないか、ということでした。

実際には「松林公園」と言い表した方が適切ではないかと言えるほど立派な日本庭園ですので、高松へお越しの際は是非是非行ってみていただきたいです。

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今日のカワスケのひとりごとはいかがでしたか?👀

8月は、サルスベリが咲き始めたり、蓮や水連が見ごろのようですよ🌺

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