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「元気になる」在宅リハビリ♬

本日のブログは訪問看護ステーション高知よりお届けいたします!!

リハビリは体を動かすための身体機能が様々な理由で低下してしまった人々に対して、改善していく療法です。
訪問リハビリは、ここ数年でよく聞くようになったサービスと思っている方も多いみたいですが、日本における訪問リハビリは1982年(昭和57年)の老人保健法にはじまっています。

高知の訪問看護では、看護師による訪問リハビリを積極的に勧めています。
当ステーションでは、理学療法士が3名在籍しており、リハビリプランを
理学療法士とともに立案することで、理学療法士の専門的視点を反映しつつ
体調不良時には看護師が対応できるというメリットを生かせる体制づくりを行っています。

当ステーションのお客様が元気になられた事例を一つ紹介したいと思います。慢性閉塞性肺疾患で外出できなかったお客様が在宅リハビリでどう回復していったか・・・

そのお客様は若い頃よりヘビースモーカーでした。
数年目から呼吸困難感などの症状があり、かかりつけ医に慢性閉塞肺疾患と診断されました。以降は在宅酸素療法を導入して生活されていましたが、徐々に呼吸苦が増強し外出ができず寝て過ごすことが多くなった…とケアマネジャー様からご相談をいただきました。

その後、当ステーションの看護師が介入させて頂き、週2回のリハビリを実施。
特に労作時に呼吸が弱くなることが確認されたため、主に呼吸リハビリによる呼吸訓練を実施しました。
また、日常生活内で呼吸苦が生じやすいタイミングで行える呼吸補助動作の訓練も行いました。
現在は寒い時期なので万全とはいきませんが、以前に比べて独力で動けるようになっておりご自身でも自発的にリハビリを続けてくださっております。

低下してしまった身体能力も、元の能力まで回復し維持させることも可能であり、現在お持ちの病気が悪化しないように未然に予防する効果があります。

リハビリテーションだけでなく、お客様の全身状態の観察や内服管理・スキンケア等、また緊急時には24時間・365日訪問して安心してご自宅で生活ができるように取り組んでいます。

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