見出し画像

お役立ち情報~口腔機能の観察視点と対応方法について~

台風が過ぎ去り、日増しに秋を感じる季節となりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は、いつまでも美味しく楽しく安全にお食事が食べられるように、
口腔機能の観察視点と対応方法についてお伝えさせていただきます。 
私たちは加齢に伴い、口腔機能や嚥下機能が低下します。
口腔機能や嚥下機能が低下すると、誤嚥、窒息、低栄養などのリスクも
高くなります。
リスクを減らすためには、食事の観察視点をもち、見えてきた問題に早く
対応できることが、重症化の予防にも繋がります。

観察の視点1.口腔内が常に汚れている方は要注意です
<解説> 
口腔内が汚れている状態は、口腔内の細菌が多い状態でもあります。この状態で、免疫力が低下している高齢者が誤嚥してしまうと、 誤嚥性肺炎を発症するリスクが高くなります。
誤嚥性肺炎のリスクを減らすためには、口腔内の細菌が少ない状態で、お食事を食べることです。特に誤嚥性肺炎を繰り返しやすい方は、
食前の口腔ケアをお勧めします。

観察の視点2.お食事始めにむせやすい方は要注意です
 <解説>
口腔機能や嚥下機能が低下している高齢者は、食べ始めの口腔機能や嚥下機能の動きが悪く、動きが悪い状態で食べ始めてしまうことで、むせや窒息などに繋がります。
食事中の誤嚥、窒息などを予防するためにも、
食前に(嚥下機能を促進する)口腔体操を実施されることをお勧めします。

私は食べることが何よりもかけがえのないものなのです。
いつまでも美味しく楽しく安全にお食事が食べたいものです♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?