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~お役立ち情報♬~静電気の対策について

冬になると悩まされる「静電気」。
ドアノブを触るときなどにパチッとなったり、洋服を脱ぐときにパチパチ
となったり、なんとも不快な思いをしたことがあるのではないでしょうか。

今月はそんな「静電気」の対策についてお伝えします。

静電気はなぜ起きる?⚡


私たちの身の回りにあるものはすべて電気をもっていて、人間の身体を
含め、どんなものでもプラスとマイナスの2種類の電気を持っています。

通常は、プラスの電気とマイナスの電気を同じ数持っていてバランスの取れた状態にありますが、異なる2つのものがぶつかると、片方からもう片方へマイナスの電気が移動してバランスが崩れます。
このバランスが崩れた状態を「静電気」といいます。

プラスとマイナスに帯電した状態の物質は、電気的な力で引き合います。タイツをはいていると、スカートがまとわりつくことがありますが、この現象が原因です。

また、帯電している状態で、金属などに触れると、身体に帯電していた電気が金属に一気に放電されるため、パチッと衝撃を感じます。

加湿をする


通常、体にたまった静電気は、日常生活の中で知らないうちに少しずつ放電されていきます。湿度の高い夏には、空気中の水分を通して静電気は自然と放電されます。水は電気を通しやすいため、空気中の水分が多ければ多いほど放電が進みます。湿度20%以下になると静電気が発生しやすくなります。

肌を保湿する


水分がしっかり蓄えられた健康な肌の場合、静電気は肌の水分を通して日頃から少しずつ放電されるため、静電気で痛みを感じることはあまりありません。一方、乾燥肌の人の場合は、水分量が少ないため、静電気が放電されにくく、体にたまりやすくなっています。お風呂上りに保湿クリームなどを塗って全身を保湿するようにしましょう。


衣類の組み合わせを工夫する



衣類は様々な種類の素材からできていますが、素材によってプラスの電気
を帯びやすいもの、マイナスの電気を帯びやすいものがあります。プラス
とプラス、マイナスとマイナスのように、同じ性質の電気を帯電する素材
ならこすれあっても静電気は発生しにくくなります。
また、もともと帯電しにくい綿や麻などの素材は、こすれあっても静電気
は発生しません。上の帯電列を参考に、衣服の組み合わせを工夫して
みましょう。

※素材の位置が離れているほど強い静電気が発生します

例えば、アクリルのセーター(ー)とポリエステルのスカート(-)の組み合わせは静電気が発生しにくい組み合わせです。
このように衣服の組み合わせを工夫することで静電気を発生させにくい状況を作ることが出来ます。

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