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冬はもうすぐそこに 2021/12/05 - a letter from Paris

このブログは2021/12/05に掲載したhttps://sainthonore.info/blog/20211205481045より転載しているため、noteの投稿日と日付のズレが生じています。

毎週金曜日はテレザが来る日

私がまだ子供の時から家に来てくれる、ポルトガル人のお手伝いさん。

共働きだった両親のかわりに、ほぼ毎日家に居てくれて、掃除はもちろん、料理も上手で、学校に迎えに来てくれたのもテレザです。

家に帰るとおやつを食べて、夕飯の用意をする彼女の横で宿題をするのが毎日のことでした。

バカンスの時も、おばあちゃんが来れない時は、パリに帰る両親と入れ替わりに来てくれたもの。
私はテレザに育ててもらったと言ってもよいくらい、まるで家族のような存在。

一人暮らしを始めてからは、週に1回私のアパルトマンに来てくれます。

いつもは仕事でいない留守中だけど、テレワークだった昨日は久しぶりに顔が見れて嬉しかったです。

窓ガラスがいつもピカピカなのも、ブラウスの襟が真っ白なのも、ベッドカバーに皺がないのも、全部彼女のおかげ!「熱消毒」が口癖で、下着にまでアイロンをかけてくれるけど、さすがにそこまでしなくても?と言ったのは私。

彼からのリクエスト、テレザの得意料理塩鱈の煮込みは本当に美味しい!

パソコンに向かいながら、台所から漂ってくるよい匂いを嗅いでいると、まるで宿題をする子供の時のような気分。もうすぐ定年だけど、いつまでも元気でいて欲しいです。

土曜日、友達のソフィとランチの約束でGALERIE VIVIENNE へ

入口で待っていると、ガイドに連れらた数人のパリジャン達、パリ再発見のグループで、アーケード巡りをしているらしいです。

歳をとったら、こんな街歩きに参加するのも悪くないかもと思いながら、聞こえてくる説明に耳を傾けます。

パリには21箇所もアーケードがあって、1823年に建てられたギャラリーヴィヴィエンヌは、綺麗に改装されてパリで最もおしゃれで美しいと言われてる…なんて、初めて知りました!

食事の後は、19世紀終わりからある老舗のワインカーブLEGRANDでプレゼント用のワインを購入しました。

好みと予算を伝えるだけで最適の1本を選んでくれるからありがたいです。

編み物をするソフィは、2区のSAINT-DENIS通りにあるPASSAGE DU GRAND CERF がお気に入り♡

可愛い手芸屋さんがあって、オリジナルなブティックが多いらしいから、次の週末はパリ再発見グループに倣って私も行ってみようかしら?

そろそろノエルの贈り物も見つけないといけないですしね。

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