5回目の富士登山へGo！～これでいいのだ～

今年の夏は、5回目の富士登山に行きます。

なぜ5回も行くの？

4回目で「二度と行かない」と決断しました。

登山は趣味の一つではあるけど、登山としては好きな山ではありません。

でも昨年の夏に、あの壮大な富士山を近くで見てしまいました。

私の富士登山に対する過去の後悔。

「一度も頂上からご来光を見たことがない」

これまでは天候に恵まれず、登頂はできても、ご来光を見たことがなかったのです。

何となくですが、「また行くのかも」と思いました。

あるとき、居酒屋で飲んでいると富士登山の話になりました。

今から思えば、自分から話を振ったと思います。

そのメンバーの「富士登山に行ってみたい」という言葉を引き出してから、「じゃあ来年に行きましょう」となったのが事の始まり。

自分の想いを隠して、他人を利用する卑怯なヤツです。

それから「富士登山に行きたい人は一緒に行きましょう」と発信をしました。

そうすると、いつの間にか14名の仲間が集まりました。

自分でも「あんな適当な募集にこんなに集まるのか」とビックリしました。

それから各々の事情もあり、最終的に一緒に行くのは7名。

それでも2日間の日程で、7名も行く人がいるのは凄いことだと思います。

私はこの企画の主催者。

自分がご来光を見ることよりも、全員が無事に下山できるように、と考えるようになりました。

説明会を開いたり、参加者同士の交流の場を作ったり、登山トレーニングをしたり、しました。

何より、「サポートするために、自分自身が余裕をもって登山ができないと」と思い、体力をつけるためにジムに通うことにしました。

目標が明確になると、行動を決断できるものです。

過去の経験から、富士登山は決して甘くはないと強く思います。

どれだけ体力があったとしても、その日の状況によって自然の恐ろしさを、まざまざを見せつけらる山です。

実際、私自身が前回は体力に自信があったものの低体温症になり、体力が奪われて動けなくなる寸前になりました。

だからこそ、ネガティブな情報も与え続けてきました。

正直、当日はどうなるのか分かりません。

全員が登頂できて下山できるのが最高なのですが、現実はそう甘くはありません。

でも全員が無事に帰ることができれば、私はそれでOKです。

今回の富士登山の企画を通じて、得られることの方が大きいからです。

・とにかく発信する
・誰かが共感する
・「やる」と決断する
・目標達成に向けて考えて行動する
・不安や恐怖があっても行動する

私自身は、今回の企画を通じてジムに通うことにしました。

肥満になった体が改善されて、体力も戻りつつあります。

この企画がなければジムには通っていないと思うので、それだけでも価値があったと思います。

結果を求めることは大事ですが、目標を立てて本気で達成するために考えて行動することは、もっと大事なことだと思います。

仮に、頂上でご来光を見れなかったとしても

「これでいいのだ！」

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