見出し画像

ヘビースモーカーが禁煙できた理由は?人は動かそうとしても動かない


「自分が思ったように人は動いてくれない」

こんなことは何度も体験しているのではないでしょうか。
でもそれは、あなたが相手を動かそうとしているからなのかもしれません。


世の中には様々な「人を動かす心理テクニック」があります。
催眠術もその一つです。
でも、どんなに素晴らしいテクニックであっても、あなたの「相手をコントロールしてやろう」という気持ちがあれば、相手はそれを敏感に察して、逆に抵抗を生んでしまうものです。

催眠術はその最たるもので、最初から「かける」「かけられる」という関係性が生まれやすいので、抵抗されやすいものです。
ある意味、催眠術をやっていると抵抗と向き合わなければならず、そのためのテクニックが自然に身についていくものです。


もし、相手のことなど一切考えずにコントロールするのであれば、「不安」「恐怖」を与えるのが一番でしょう。
いわゆるブラック企業は、この「不安」と「恐怖」をうまく使っていたりします。
従業員は社長が怖いから従うのであって、会社が傾くと一気に従業員に逃げられることでしょう。
本当の意味でコントロールできているわけではないのです。


本人自らが動くことを決めて行動することが、本当の意味でのコントロールだとしましょう。

今回のキーワードは3つ。

①動機付け
②愛する人のため
③想いが心を動かす


イメージしやすいように、2人のヘビースモーカーが禁煙をした話をします。
どちらも私の叔父さんです。


「死んでも煙草は止めない」と豪語していた叔父さん。
病気になって入院したことをきっかけに禁煙をしました。
煙草が原因でもあったので、分かりやすい「動機付け」ですね。
妊婦さんは禁煙率ナンバーワンでしょう。
「子供のために」という「動機付け」が明確です。

さらに大事なポイントは、「愛する人のため」の動機付けは強力だということ。
自分のことだけなら自己責任で済みますが、家族のことを思うと自分だけの問題ではなくなります。
「愛する人のため」に決断したことは、誰にでもあるのではないでしょうか。
そしてその決断は、自分のためだけよりも意識が強くなったのではないでしょうか。


もう1人の叔父さんは、家族から何度も「煙草を止めて」と言われていました。
大切な家族にいくら「健康に悪い」とか「心配だ」とか言われても、心が動くことはありませんでした。

転勤によって離れて暮らすことになりました。
ある日、娘(いとこ)からこのような手紙が届いたそうです。

「お父さんいつも家族のために働いてくれてありがとう。お父さんの身体のことがとても心配です。健康に気をつけて長生きしてください」

この通りではありませんが、手紙を見た叔父さんはそれから一本も煙草を吸わなくなりました。
手紙には一言も「煙草を止めて」とは書いてありませんでした。

娘の想いが叔父さんの心を動かして、自分から禁煙を決断したのです。


人間は他者をコントロールしようとする生き物です。
ついついやってしまうのは、「なぜあなたは動いてくれないのか?」
これは相手に原因があるという視点です。
相手は動いてくれないの本当の理由は、あなた自身の問題であって、自分勝手な欲求で動かそうとしているからなのかもしれません。


【催眠術・催眠療法のマインド・クリエイト】


様々なツールで発信しています。
ぜひこちらもご覧ください♪


●催眠術のマインド・クリエイト
https://mindcreate.com

●催眠術最短習得法とは?
https://note.com/saiminsinri/n/nec6c600ee704

●催眠心理療法(ヒプノセラピー)のマインド・クリエイト
https://saiminsinri.com

●催眠心理療法の「考え方」「やり方」「あり方」
https://note.com/saiminsinri/n/nfa92626150f5

●YouTube「催眠心理のマインド・クリエイト」
https://www.youtube.com/channel/UCpO2HxY07_91IVklEIDxlpg

●ライン@(別名で登録)
ただいま無料プレゼント中!
・催眠術習得の秘訣(PDF)
・催眠術体験(動画)
・催眠術かかりやすさ度テスト(PDF)

登録はこちら
↓↓↓
https://line.me/R/ti/p/%40nyy9781p
ID入力: @nyy9781p



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?