ついに戻ってきた、観光客

さて、皆さまこの4連休はいかがお過ごしだろうか。

日曜日にバイト先から帰宅していて驚いた。市バスが満員。これぞ密である。

四条通は人でごった返し、良く言えばにぎやかになった。こんな事はいつぶりだろうか。コロナで人々が町から姿を消し始めたのが2月として、約7か月の間は閑散としていて、本当にここが京都なのか?と思うほどバスも空いていたし人も勿論いなかった。

したがって、迷惑行為や市バスの100分遅れなどに頭を悩ませる事も無かった。善良な京都市民である私にとってなんとも快適な7か月間であった。

そして、本日嵐山方面のバスが異常に混雑し、店も人でごった返しているのを目の当たりにして、元に戻ったことを察した。車も他府県からのナンバーが8割、といったところだろうか。

いつもなら15分で着くはずの目的地にも30分かかり、スムーズだった市バスの乗り降りも(コロナの間は市バスの後払い制度に異議を申し立てようという気にはもちろんならなかったのだが)厄介、そして不快になってしまった。

密だ、これは密だ!GOtoキャンペーンは良く分かるが、皆バスに乗らないでくれ!!と叫びたくなる。いや、私はもうバスに乗るとゲロを吐きそうなほど気分が悪くなる。

ここまで読んだ皆さん、不快にさせてしまっただろうか。申し訳ない。だがしかし、これが観光地、いや人気観光地を持つ都に住むということなのだ。

私は幸運ながらにその事をこの約7か月間忘れていた。京都は素晴らしい場所だし、あわよくば多くの方々にその良さを実感していただきたいのはやまやまなのだが、一言言わせてほしい。観光地は密です。

そして、京都は老人の市バス利用率がとても高い(気がする)。だから観光客の皆さん、どうか老人には席を譲ってください。

2020年敬老の日



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