カタノヱリナ(katano erina)

生き抜くことが私の生き甲斐 painting, installation, photo…

カタノヱリナ(katano erina)

生き抜くことが私の生き甲斐 painting, installation, photography, sound, etc.

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下書き

特別な存在でないのであれば、あの時私とあなたの状況は同じはずだった。全く同じだと言いたいのではなく、ひとつの要素としては同じはずだった。 その上で私はこの選択をしたし、あなたはあれとは別の選択をしなかった。 だから恨めしい。 同じ状況で私はできたことを、あなたは選択しなかったことが。 私は恋愛アレルギーと言ってもいいだろう。 大切にしたい人を作ることが恐ろしい。 大切にされていない人を見ることが恐ろしい。 そんなものを大人だと本気で思っているなら、 初めから話しかけて来ない

    • ただいまって言いたい。

      (誕生日を迎え 非常に厚顔な乱文を書いた) ヒロインは女主人公の意味だが、自分が人生の主人公だという考え方は普通だけど当たり前じゃない。 かなり意識しないと私には難しい。 姉になってから、母の望む子であることが生きることの許可だった。テレビも音楽もお洒落もタブーだと思い込んでた。 私は、籠の中の鳥だった。 500円のお小遣いでは友達と遊ぶこともままならなかったし、テレビも漫画も家の中に落ちているものしか駄目だという強迫観念があった。 携帯電話はネットに繋げられなかったか

      • 怠惰と渇きについて

        作品は 観る人が居て初めて 作品だ。 大学の講評会で教授が言った言葉に、もう長いこと反発している。 それは意思が許されてきた人間が口にできる台詞だよ。 泣けば反応をもらえる赤子を過ごした人間にはそりゃ分からないだろう。 確かに人は誰かに生かされているけど 評価されることを目的としているなら全然切迫してない。 存在していることを許してくれる、 疑わない居場所がある、 愛された自信がある人間が口にできる台詞だ。 もう"持っている"者が、意志を許されてきた者が、 より高みを目

        • 返礼品

          妹に告白して付き合った男が病気を伝えると 騙された と言って消えていったという話。 そんな男をまず選ぶな見極める目を持てと言ったけど、 去るなら最初から存在しなかったことになってくれないかなと思う。 物事は変化していくものだという。 新学期のクラス替えが嫌だった。 引越しは世界の終わりだった。 普通の人に対して、変わらなすぎて追いつけない自分に 思い出にさせるなら何故与えるのだろうと思う。 私はiPhone7のままでいいもん。 壊れないでいてくれたら。それだけしか望

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        • 反省文
          30本
        • 夢日記
          5本
        • 作品
          9本
        • 録音
          7本

        記事

          ふる

          私が服装に執着するのは クラスメイトみたいに流行りの持ち物を買って貰えなかったからで、 お小遣いがずっと500円しかもらえなかったからで、 流行りのテレビも音楽も触れられなかったからで。 手持ちの物でどうやって仲間に入れてもらえるかと泥臭い努力をしたし、見た目は一番印象操作が出来る手段だった。 センスは誰だって磨けるものだと思うから、 「センスが悪い」は悪口ではない。 だからセンスを持た無い人を私は軽蔑する。 ずっと、皆と仲良くしたかった。 皆が良いと言ってくれるものは

          報道

          浮気するなら結婚しなきゃいいし、離婚したらいいのに 離婚するなら子供産まなきゃいいのに 他人の人生に関わっておいてその程度かよ。 配偶者も子供も浮気相手も、人ひとりの人生で、それに関わってるって自覚しろよ。 他人でない人間なんて居ない。 引き込んでおいて名前まで与えておいてから今更辞める権利はない。 未婚の人間の場合、ヤリ捨てが悪いとは思わない(被害者的にきこえる言葉だが)、 正確には セックスだけの関係や隠れてデートしたりする関係が悪いとは思わない。 事前に言ってく

          えん

          有るもので満足できることが幸せだと思う。 私がまだ貴方だった頃、他人に期待を持ったのはいけないことだった。 それは傲慢と呼ぶものだし 期待を抱いて許されるのは自分以外には無い。 他人はこの人生を生きてはくれないから 自分の感情に責任を持てないことはしない。 そうでなければ人のせいにしてしまう 悲しみに殺される覚悟のないことはすべきでは無い、 それだけのものだから、 私はいつも正しいと言いはれる。 愛ゆえだと言いきれる。 すきが無いならば、交わらないで。 迷惑だから

          Red

          異性の友達しかいないという人間はろくでもない。何故ならそれは友達ではないから。 5年日記を付けている。 太陽が出ている季節はまっさらのまま、 心に陽の光がある時と夏の間は大抵日記を開くことすらない。 私は緑で、レイコさんで、直子なのだ。 その上直子の死んだ日は あろうことか私の誕生日だ。 死ねばいいのにと思う。 見えるところでは言わないけど 人の文章を読んで客観的に分析してみたりするけど 昨日で私が入院してから丁度一年が経った。 今に始まったことじゃない ましてや一年前

          日付変更線

          ノルウェイの森を読破して一番初めに思ったことは 「青いガウンを買おう」 だった。 下北沢のローソンで外国人店員が ’あなたは何をしましたか’ って怒ってたけど、 何もしてもらった覚えがなければ大事には出来ない。 損得で動いてる訳では無いけど 喜ばれないハッピーバースデーなんてもう言いたくないし、 そういう仕組みが成り立っているなら、 許せないから友達やめようって言われたのも時間が経てば段々と ちょっと違うんじゃない? という気がしている。 大切な人に、 それはお前の自己満

          一晩

          君が理由にしているものが何か分からない と言われた。 一晩中、彼の’酔い’に付き合い、 一晩で、何人もの見知らぬ人に喧嘩を売って歩いた。 彼の演奏にはちゃんと彼が居たし、 急ぐ指からは緊張が伝わり、 私は3回目が合った。 前夜、配信とはレベルが違うと言う言葉に、 私はがっかりしたと返した。 当日彼を邪魔したのは彼自身の震えだった。 世間から見て自分がどれだけクズ野郎で惨めでも自分に誠実ならそれが正義だ。 表現者たるなら殴って黙らせるくらいで、 そうあるべきで、 私の発する

          夢日記#5

          視点はあなただったが、今見つめているのは私なのだとはっきりと分かった。 私は青年だった。 あいつといくら本気で付き合ってたとしても、ファイルボックスに入れてしまえばファイルが幾つ入っているのか皆わからない。 どうせ空なんだろう、白紙ばかりなんだろうと皆思い込んでる。 彼はそう言いながら泣いていた。 私はかける言葉もなくそれを見させられていた。 2020.10.17

          看取る

          シフト変更の理由を耳にした。 祖父が亡くなった日のことを思い出した。 友人に送った最期のLINEを思い出した。 またねと手を離した瞬間を思い出した。 呼びかけに振り返らなかった改札を思い出した。 私だけが覚えているに成り果ててしまった存在は死んだものと思う。だから悲しい。 だって死んでしまったから。 死んだんだから、看取ったんだから、これくらい苦しくて悲しいのは間違いじゃない。 このぐらいの季節に雨がよく降ることなんか、去年までは気付きもしなかった。 あと数十回繰り返

          あいつのせいだと責める方が絶対に楽だし、楽してもいいと思う。 皆がやっていることは皆も非難できないから、権利として主張してもいいと思う。 平和は平和を望まない人が一人居るだけで破綻する。 生かされているのは認めるが 生きるをやってるのは自分で、 誰もこの人生は生きてくれない。 愛してくれよというなら 愛させてよ。 私の大切であって欲しい でないとあなたを何度も何度も殺さないといけないから 2020.10.10

          交差

          愛されたという自覚が後楯として無い為に愛することができないということ、その"愛されない"自分が愛を乞う後ろめたさ。 だから制作は苦しい。 ずっと 親 を探してる。 年月かけて色々やってみてそんなの居ないのも分かった。 生きたいよりも死にたくない。生き抜くことは愛することだ。 会いたいと思った時に"会える"という選択肢を残しておくこと。 正直、家族の為には生きられない気さえする。 財産の無い赤ん坊が行動できるのは後楯があるからだし、 私は自分で自分を正義に掲げるしかないだろ

          呪い

          私が死ぬことすらもメッセージとして意味を持たせないで という、映画の台詞があった。 人外なことを言うと 誰かを不安にさせたいなら著名人として死ぬのが人の心を一番掻き乱せるのは間違いなくて、 有名税は本人のどうでもいい何処かの他人も勝手に傷付けるくらいの攻撃力を持つ。 インターネットとかいう暗がりの世界に居る程度なら、せいぜい愛する人に切りつけるくらいで その上何の意味も持たせて貰えない。 良くも悪くも。 できないと思い込んでいるだけと言われたことに、その通りだと今は思う。