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自分を「主語」にすると?

こんにちは。通訳・翻訳、NLPコーチのSaikoです。

日常的にも、コーチングセッションをさせていただく中でもよく「主語は何か?」ということを意識しています。
英語や他の言語と異なり、人称がなくても話をできてしまうのが、ハイコンテクストの日本語です(ハイコンテクスト、ローコンテクストの概念は、1976年にアメリカの文化人類学者、エドワード・T・ホール氏が提唱したもの)。

ハイコンテクスト文化(high-context)
コミュニケーションや意思疎通を図るときに、前提となる文脈(言語や価値観、考え方など)が非常に近い状態のこと。民族性、経済力、文化度などが近い人が集まっている状態。
コミュニケーションの際に互いに相手の意図を察し合うことで、「以心伝心」でなんとなく通じてしまう環境や状況のこと。

ローコンテクスト文化
(low-context)
コミュニケーションや意思疎通を図る際に前提となる文脈や価値観が少なく、より言語に依存してコミュニケーションが行われること。

(参考:E.T.ホール著『文化を超えて』、広辞苑)

よく「行間を読む」、「空気を読む」、「察する」と言ったりもしますが、日本語のように主語を明確にしなくても通じてしまう言語を日常的に活用していると、よほど意識をしない限り、話の内容が自分が主観で思っていることなのか、誰かの言葉を通して発言しているのかなど、わからなくなってしまうのです。

特に日本語から英語に翻訳しているときに、「これは一体誰が何のことを言っているんだろう…?」と、日本語がハイコンテクストであることを痛感します。

NLPコーチングのセッションの中で、「主語を《ご自身》にするとどうなりますか?」と質問をさせていただくことがあります。
それは、クライアント様は自分のこととして話していても、実は環境だったり他者が主語になってしまっていることがあるのです。


・それについて「あなた」がどう思うのか。
・それについて「あなた」はどうしたいのか。
・それについて「あなた」に何かできることはあるのか。

主語を自分にすることで、初めて見えてくるものがあります。どのような目標を掲げても、どのような問題を解決するにしても、自分がどうしたいと思っているのかをまず知ることが大事です。

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