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吉祥寺のメタルな夜:IP運用プロデュースとはクリエイターとの掛け合わせ

先日、吉祥寺の老舗ライブハウス「クレッシェンド」に行ってきました。
この日のライブのプロデュースは、KING of ジャパメタ!「LOUDNESS」のベース・山下昌良さん!
ボーカルに同じ「LOUDNESS」の二井原実さん!という、吉祥寺の隅っこの五日市街道沿いのライブハウスとは思えないメンツ!
しかも、メタル&ハードロックの名曲のカバーという「え?いいの?ご馳走様です!」っていう内容。

パープル、レインボー名曲続々

この日は山下さんたちが懇意にしている女性キーボーディストさんが故郷に帰られる(と、MCで言っていました)とのことで、その送別セッションライブ。
私、ジャパメタは高校時代の記憶で止まっているのでそんなに詳しくなく申し訳ないのですが、凄腕のプレイヤーさんが集まっていらっしゃいました。ちなみに、この日の主役である女性キーボーディストさん、バリバリロックなプレイですごく良かったです。
今回の主役がキーボーディストということもあり、そうすると外せないのがパープルですね、はい、ジョン・ロード。
改めて演奏で聴くと今さらながら感じますが、本当にTHEオリジンな存在のキーボーディストだなジョン・ロード、と。
あの時代のロックはクラシックとの融合というのは一つのテーマだったと思いますが、本当にそれを「ロック」として成立させたというか産み出したフレーズはロック以外の何ものでもないんだよなー、とビシビシ感じちゃいましたね。
という感じで、名曲のオンパレード!

プロって、すごいね

そんな名曲の数々を聴きながら、こちらも今さらながら思ったことは、「プロって、すごいね」ということ。
どんな良い食材も出来上がる料理のクオリティはシェフの腕次第というのと同じで、名曲もその感動は演奏する人の腕次第。
この夜の楽曲は、今までそれこそ星の数ほど多くの人が演奏したと思います(当時の私のような高校生バンド含めて)が、その楽曲が与える感動は、プロの演奏は次元が違う。
山下さんのベースを生で初めて聴きましたが、どうしたらそんなぶりぶりな音になるの?っていう音。
このクレッシェンド、私も遥か昔に対バンで出たことありますが、こんな音出るようなハコだっけ?と。
そして、途中からステージに登場した二井原さんのボーカル。
歌声というだけではなく、明らかにステージの空気が変わりました。
それでパープルの「Highway Star」に「BURN」ですよ。
参っちゃうね。

クリエイターとの組み合わせがIPの魅力を増幅させる

先ほど料理の話をしましたが、「IPの運用プロデュースの肝であり仕事は、クリエイターとの掛け合わせの創造」だなと、今回のライブを観て改めて思いました。
どういうクリエイターと掛け合わせたら、どんな化学反応が起こるのか?
そのイメージ力とコーディネイト力―――
それがIP運用プロデューサーとしての腕の見せ所ですね。

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