見出し画像

切畑八坂神社の「疫神斎」(1)~綱切神楽~

画像1

佐伯市弥生の切畑八坂神社」。

画像2

神域「疫神塚」。

画像3

昔むかし、佐伯に「疱瘡(ほうそう)」という病が流行した。

ひとの力では、どうすることもできないこの病を神威によって鎮めるため、

この「疫神塚」を作ったという。

画像4

疫神塚」は毎年、2月3日の節分の日に作られます

▼その様子は、こちら。

その疫神塚づくりから、一か月後

画像5

1782年から一度も途切れることなく続くこの「疫神斎」は、

第238回目が、2019年3月10日(日)に行われました。凄い!

(2月:疫神塚づくり → 3月:疫神斎)

画像6

神事」に始まり、「佐伯神楽」が奉納されていきます。

画像7

画像8

画像9

子どもたちの成長を願い、あるいは無病息災を願い、

地域の輪が育まれてきた行事なんだなぁと、感慨深くある時間。

この瞬間も歴史のひとコマになっていくのでしょうね。

画像10

画像11

画像12

佐伯神楽の「綱切神楽」。

この神楽は「八岐大蛇を退治する様子」を表現しています。

天井から下がる"さらし"を、大蛇に見立てております。

画像13

画像14

そして、その八岐大蛇を退治したのは「スサノオノミコト」。

じつは、この疫神斎における神

ここでの疫病を封じ込めるために頼った神は、

また「スサノオノミコト」とのこと。

ここで綱切神楽を舞うのには、意味がありそうです。

画像15

綱切神楽に続いて、「疫神祓い」に。

画像16

画像17

つづく・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?