フリオ・ベラスコ
誰もが知るバレーボール界の名将である。
以前にツイッターにアップされていた彼のインタビュー動画に強い感銘を受けたので、自分のための記録としても残しておきたいと思い、本記事を書くに至った。
では早速だが、インタビュー字幕をここに書き写して紹介したい。たった数分のインタビューでありながらも、彼のバレーボール・コーチとしての哲学が滲み出た内容となっている。楽しんでいただければ幸いだ。
さて、ここからは私の上記インタビューに対する解釈をまとめていきたいと思う。
『道路交通』と『ゲーム・モデル』はシステムである
彼の考えるシステム(ゲーム・モデル)とは一体何なのだろう。
インタビュー中で、彼はシステムの一例として「道路交通」を挙げている。では、道路交通とは一体何だろうか。私は次のように説明できると考えている。
では、これをバレーボールのシステム、つまり「ゲーム・モデル」に置き換えて考えてみるとどうだろう。こんなふうに考えることはできないだろうか。
これらを踏まえて、私なりに「道路交通」と「ゲーム・モデル」をそれぞれを対比できるよう簡潔にまとめると次の通りである。
フリオ・ベラスコの考える『ゲーム・モデル』と『創造力』(2/3)に続きます。