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料理を作ることが一番苦手だったんだよ...って話

こんばんは。


毎日の献立って悩みますよね…
終業時間が近づいてくると、夕飯の献立で頭がいっぱいになる私です。


今でこそ要領よく食事の準備をし、思い付きでパッと作ることもできるようになりましたが。
結婚当初は全く料理ができませんでした。


今のようにネットでレシピを検索して簡単に…という手段もなく、レシピ本を数冊買い、一生懸命見るも手順の意味がわからず(◎_◎;)???どゆこと?の連続。


私の母は料理上手な人でした。
私が小学校低学年の頃ぐらいまで、父の仕事の従業員として働いてくれていた住み込みのお兄さんが2人いたこともあり。
大人数の食事を一人で準備をしていた母。


手際もよく、寮母さんのような人です。


とにかく食事の準備はバタバタと忙しく、母の側で、野菜を切ったり、食器を洗ったり、片づけたりというお手伝いはよくしましたが「料理」というものを母から学ぶタイミングがないまま成長しました。


高校の頃。
母が出かけるため、晩御飯は父と兄弟とで相談して決めるという日がありました。
料理に少しは興味のある年齢。
「私がなんか作るよ!」
張り切って宣告をしたのは良かったのですが…


何を思ったか、料理など全くできないくせに、私がトライしたのは麻婆豆腐でした。しかも市販の「麻婆豆腐の素」を使わず、一から作ると荒行です。


レシピにはおそらく、豚ひき肉、豆腐、しょうが、にんにく、ネギ、豆板醤、甜面醤…的な内容だったと思われます。ちゃんと覚えてませんが。


この「甜面醤」が問題です。
なければ代用としてお味噌・砂糖・味醂でもいいと書いてありました。
なにをとち狂ったんでしょうかね。


その代用お味噌に白味噌を使用した私。


完成品はご想像通りです。
味の濃----------い、片栗粉でとろみのついた白味噌風味のあんかけです。はい。


父は一切口をつけませんでした。
弟たちはなんだかんだ言いながら、私には優しいので

「せっかく頑張って作ったんやから、食べたらええやん( ;∀;)」
「いけるって。食べれるって。これは麻婆豆腐ちゃうけど(゚∀゚)」

口々に慰めにもならない慰めを言いつつすべて食べてくれました。


その大惨事後、母に「料理できやんかったら大変やで」と何度も言われながらも、一切料理をいうものをせず、私は嫁にいきました。


時にブロッコリーの扱いがわからず丸ごと茹でてみたり。

人参は皮を剥くという常識が常識として身についておらず、そのまま煮物に入っていたり。

昼の3時から調理をはじめ、夕方6時すぎのめがね氏帰宅に間に合わないという歴史を経て、今の私がいます。
(大した物作ってなかったんやけどな…)


麻婆豆腐に白味噌使うべからず



誰が使うねん!!


今日もお読み頂きありがとうございました。

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