常磐線舞台芸術祭2023に参加します。
題名の通りです。
常磐線舞台芸術祭2023
青春五月党 「JR常磐線上り列車―マスク―」に出演します。
また、大内は常磐線舞台芸術祭の地域コーディネーターも務めます。
HPに詳細が記載されていますので是非ご覧ください。
お、面白そ~~~~~!!!!(キャッキャ)
地元の高校生の皆さんと一緒にお芝居創れるの、本当に楽しみです。いいですねとっても。高校生のうちにこうして現場があるってすごく良いなと思います。私も原町高校放送部出身(最後の1年だけ震災で転校したので群馬県立伊勢崎声明高校放送部出身という自負)ですが、有難いことに学生の時から学外の色んな現場で司会進行をする機会をいただいていました。学生のうちからこうして現場に立つ機会があることによって将来の選択肢が広がると思うので、その瞬間に立ち会えるような気持ち。他の出演者の方々も福島や宮城がご出身の俳優さんたちだそうで……地元トークできるかなあ。地元が近い皆さんと創作活動が出来るなんてわくわくがとまりません。
お芝居以外にもオープニングイベント、クロージングイベント、朗読ライブ、演劇WSや県内ツアー、フードフェスティバルもあり、お芝居に興味がなくとも楽しめそう。総合芸術。フードフェスティバルで私の好きなめひかりの唐揚げと凍み天は食べられますか????凍み天がなかったら現地で暴れようと思います(最低)
もしくはいわき・ら・ら・ミュウまで行って食べに行きます(理性を持った対応)
あと合唱!!!!合唱もあるの嬉しいですね。福島は合唱が有名ですから……「合唱王国」とも呼ばれているくらいですし、郡山市が「楽都郡山」と呼ばれているのはご存じでしょうか?しかも今回全国公募もあるんですか!?!?!??(いまHPを見ています)え~いつから募集するんですか?私も参加したいな~あっスケジュール丸被りでした。
……はい、芸術祭とても楽しみなのですが正直、芸術祭に参加することをすごく悩みました。最初は断ろうかと思いました。
いま係争中の被告が芸術祭に向けて動いていたこと。私自身、その言葉を信じて活動し続けていたこと。ハラスメントを受け続けてきたこと。裁判を行いながら参加しなければならないこと。脅されたり嫌がらせを受けるのではないかということ。自分が参加することによって傷つく人がいるのではないかということ。そして自分自身、傷つけられる場面が来るのではないかということ。
私にオファーをくださった柳美里さんに少し待ってくださいとお時間を頂いて散々悩みました。ですがその分、柳さんから色々お話を伺いました。どういった芸術祭にしたいのか、被告が関わる前からどういう動きをしていたのか、本来どうしたかったのか、そして福島県並びに被災地に対する思いを伺い、柳さんの言葉に希望を感じたので参加することを決意しました。
傍から見れば、私の扱いはたいへん「面倒」だと思います。
裁判中ですし、裁判関連のことで弁護士との打ち合わせや被害者同士で話し合うことも多々あります。二次加害も受けており(私に加害してきた人の大半は私に謝罪することなくアカウントを削除されましたが)、適応障害・うつ病の治療中ですから病院への通院もあります。福島で滞在制作をするとしても通院や打ち合わせで東京へ戻らないといけないこともあります。そして「ハラスメントや性加害に関して誰かが加害するのも被害を受けるのも嫌!!!!!!!!!!!!!!許さんからな!!!!!!!!!!!」状態の大内なので多分無茶苦茶扱いに困ると思います。
なにより、2022年3月の公演以来、舞台に立っていません。
それは柳さんも重々承知で、私から色々話を聞いている状態でオファーしてくださりました。正直驚いています。母も驚いていました。
現状、「ハラスメント対策に関してどうなってんねん」と思う事や「私はあなたと話したいと思っていました当方の件に関して今どうお考えですか????????????」とお話したい方もいらっしゃいます。話したいです。たくさん。どう思っているのか。それは発言して、行動してもらわないと私にも誰にもわかりませんから。
最近Twitterでも言ったのですが、ハラスメント講習を受けた人からの加害が相次いでいます。Q.それって誰なの?A.言いたいけれど言うの我慢するね。
ハラスメント講習をハラッサーが受けても自分のことだって気付かないからマジでグロテスクですよね、講習を受けたことを免罪符にするなよ。
っつーことで、私が常々思うのは「ハラスメント対策」に関しては更新し続けるべきであって1ページにまとめて声明を出すのではなく、考え続けること、行動し続けること、話し合い続けることが必要だと思っています。出してほしいけれど、出したことによってそれで終ーわり!にされることが多いから。ふざけんなよマジで。ずっとアップデートし続けてほしい。
また、毎日新聞の記事を読むと柳美里さんが会見で「ハラスメントのない舞台現場にする」と述べたことが記載されているんですが、それってすごく大事なことで、もっと報道されるべきことだと私は思っています。お客様にも、関係者にも少しでも安心してもらいたいので。なので地元紙である福島民友と福島民報がそれを書かなかったのが残念です(もし紙面では書いてあるのであれば教えてください、ネット版でしか読めていません)。あ、はまなかあいづも見たよ。
不自然に私の係争中の件に触れないというのも辞めてほしくて、「被害者が傷つくので」「センシティブな内容なので」と言うように、被害者を理由に発言を控えること自体、私自身は好きではありません。被害者を理由にしないでください。自分の言葉でハラスメントについて、性暴力について語ることは誰にだって出来る事です。ご自身の考えを、被害者を理由にして発言を控えることは加害者のためにしかなりません。あなたの隣にいる人は被害者かもしれないし、加害者かもしれません。それくらい身近な問題です。私たちを透明な存在にしないでください。
と、いうことで!芸術祭がどうなっていくのか!本当に楽しみですね!
でもどうしよう、大内が現地行って「あっ……あの子はレイプされたって話の……」とか「あっ例の子だ……」とか言われたら……………
はい!!!!!!!!!!!!!!!!例のあの子です!!!!!!!って言いながらポケ〇ン勝負仕掛ければいいですか?田舎生まれなので田舎の良さも陰湿さも重々承知していますのでただにこやかに和やかに演劇しには行きません。ところで飯舘村ってそこら辺からコラッタ出そうだよね。
大内はこれからも、応援してくださっている方々にお芝居で恩返しします。
この気持ちは告発前も後も変わりません。私はそらぁ今すごく大変だけれどさ、そんなもん忘れさせるくらい面白いお芝居届けます。お芝居ってもっと身近にあって、「ああ楽しかった、明日も生きよう」と観に来てくださったお客様に思ってもらえるものであってほしいんです。いや、何を思ってもらってもいいんだけれどさ、私はその人の人生にプラスになるように、彩りが加わるように、創作活動をし続けたいんです。芸術が好きな方たちが心から楽しめて、芸術に興味が無い方たちには「お芝居が好き」の入り口になるような、きっかけ作りになるような芸術祭を目指したいです。
人間みなアップデートし続けられるから止まるんじゃねえぞ。
5月31日(水)10:00〜チケット先行抽選申し込み開始です。
対戦よろしくお願いします。
大内彩加
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