影の美しさ
影が重なっていく
どんどん暗く重く
私の心はそっと閉じていく
誰にもバレないように
皆が笑うから、私も笑ってみる
幾重の影を見るたび
心は悲鳴を上げ
ボロボロの心の叫びに
耳をふさぐ
それでも悲しんでいる君を見れば
あの子の痛みが手に取るようにわかる
決して完璧ではない私を
影が飲み込もうとして、孤独になるときもあるけれど
それでも、影の中に美しさがあることを
私は知っている
知っているんだ。だから私は・・・
あとがき
誰よりも傷ついているから
誰よりも敏感で鈍感になれる
誰にもバレないから
どんどん影は重なって
いつか影が私を追い越すんじゃないかと
不安になる
だからこそ、あなたの辛さがわかるんだ
これ以上影がかさならないように
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります