アラサーが【結婚するかしないか、について考えた】リアルな脳内。
独身のとき、いつかするかもしれない「結婚」について考えることがあった。どんなことを考えていたか、赤裸々に書いてみよう。
イタイ女な箇所が、かなりあることでしょう。
個人の考えを聞くのがストレスになる方は、ここで画面を閉じてくださいね。無理に人の考えを、自分に入れる必要なんてないのだから。
水に流せるくらい、今、心に余裕のある方だけ、お読みください。
独身のとき、結婚について考えた時のリアル。
スタート。
好きでもない人と結婚する人って、吐かないのかな?
世の中には、お金目的で結婚したり、子供が欲しいという理由で結婚する人もいる事実。そんな話を聞いたとき、素直にこう思った。
「え...朝起きて、好みでもないブサイクが、隣に寝てたら吐きそう」
友人にそう話したら、一緒に寝なきゃいいじゃん?と笑われた。いや、同じ家にいるっていう事実に、吐きそう!絶対、気持ちがないと結婚できん!
今でもそう思う。
まだ、運命の人に出会っていないだけ。
25歳ごろ、友人の結婚ラッシュが続き、27歳も再ラッシュが到来。
長く付き合った彼氏と別れて、独身を謳歌していた私は
「結婚するような運命の人に、まだ出会ってないな。(結婚した)みんなは出会えたのか、すごいなぁ〜」
と、なぞの前向きな思考で脳内が満たされていた。
「運命の人って、今どこで生きてるんだろうな」と、湯船に浸かりながらボーッと考えていた。(んなこと考える暇があるなら、外に出会いにいけ)
もしかして、もう出会っているけど、気づいていないんじゃ...
そう思って、フェイスブックやLINEの友人一覧を見たことがある。
うん。やっぱり、出会っていない。
「イケメン好き」と、あえて言う。
イケメンが好きと最初に言ってしまえば、無駄に口説かれることもなくなる。興味ない人から、ラインが来なくて済む。どうでもいい人から、電話がかかってくることもない。ハッピハッピハッピー。
そして、自分好みの人に出会ったときだけ、イケメン好きとは言わない。だって、目の前に美女が現れたとき「アイドルが好き」なんて言わないで隠すでしょ?それと同じ。なんらあざとくもない。適度な隠し事は、生きる上で必要。(正当化)
いつかイケメンと結婚する!と親友に公言
朝起きて、寝顔見て、かっこいい...と思える人と結婚する!間違えて、イケメンじゃない人に惚れちゃったら、ぜひ止めて!と親友にふざけて話した。
男性に対して、かっこいい!と純粋に思う瞬間がある。センスが良かったり、器が大きかったり、才能を間近で見た瞬間、キュンとなる。単純なのだ。イケメンじゃなくても、惚れた経験はある。
お酒好きのひとと結婚する。
女ひとり、カウンターで熱燗とシメサバをいただく時間が好きだった。(20代で、おじさんの飲み方)
そんな週末を過ごしているのに、お酒が飲めないひとと結婚したら、我慢することがきっと増える。
どうせなら、一緒に酔って、どうでもいい話や、冗談ばかり言って笑いたい。そんな人と結婚したい。
赤提灯や、サイゼで一緒に飲める人がベスト。(安い)
一緒にカラオケに行ける人がいい。
なんせ、大学のとき「歌いたいから」を理由に軽音楽部に勢いで入った女だ。歌うことが趣味でストレス発散になるので、定期的にカラオケに行きたくなる。きゃりーぱみゅぱみゅ・Perfume・YUKI・ジュディマリ・aikoを、ただただノリノリで歌いたい。
大人になると、ノリでカラオケに行くなんてこともなくなるもんだ。
ノリノリのノリなんて、どこかのカラオケに置いてきたに違いない。だから、こんなにテンションが低くて、キャピキャピできないんだ。(元から)
しょーもない店に連れていく人NG。
まずい酒とまずい飯に対して、殺意が生まれそうなほど、しょーもない店が嫌い。安くてもおいしい店がいくらでもあるのに、なんで中途半端に高い、おいしくない店に私を連れてきた?と思ったことがある。
つまらん店に連れて行ってくれた人の顔は、もう覚えてすらいない。
楽器が、なにかしらできるひとがいい。
休日、ふとした瞬間に、ゆるーく楽器を弾いている姿、萌える!ただそれだけの理由。
なにかしら才能がある人に弱いってだけ。
テンションが低いのに、話がおもろい人がいい。
おしゃべりな男が昔から苦手。静かにボソッと、面白いことを言う人がツボなのだ。
下ネタをあっさり味にして、笑えるように話せる人とか、すごいセンスと才能!と思うし、そのくらいの遊び心があるひとって、大人として最&高。
怒らない人、詰めて来ない人がいい。
男の人に怒られること、詰められることが極度に苦手で、恐怖からストレスになる。
穏やかで言葉が少ない父に、怒られた記憶がないのだ。そのせいか、男性に怒られると怖い。びっくりして泣いたこともあるし、ストレスで倒れて痙攣したこともある。
男の人にワーワー言われただけで「もうだめぽ。」と白旗。仕方ないんや。怒る男、饒舌男に免疫がないんや。
絶対、年上がいい。
なにかと余裕のある佇まいのひとが好き。
焦っているのに焦って見えなかったり、何かあった時にうろたえない人がよくて。そうなると、必然的に年上に惚れることが多かった。
ギャーピー言う同年代や、なにかと甘えてくる年下には、お母さんのような存在になってしまい、ひとりで疲れていくのを知っているからかもしれない。
学生の頃から、友人も年上、好きな人も年上だった。しかし夫は同い年。友人たちは驚愕した。
「年上と結婚すると思ってた!すずを落とした同級生?!そんなタメいるの?レアキャラ」と、興味津々で質問攻めに合った。
絶対!年上がいいと思っていたのに、世の中に絶対なんてないことを、自ら実証した。
大人になると、同級生でも落ち着いていく。
人として、出来た人間だけの話だがな。
絶対、浮気せん人がいい。かもしれない。
絶対は難しいと思う。人間は心があるので、絶対という保証はない。浮気するときはするし、しないときはしないだろう。可能性がゼロにならないことを、理想としても意味がないことに気づいた。
イケメンだとしても、真面目な人だとしても浮気の可能性は変わらないと思う。
まずイケメンだと、言い寄ってくる女性が多いのは事実。真面目な人でも、中身に惚れたという女性が身近にいる可能性があり、付き合った経験の少ない真面目な人は、舞い上がって浮気に走る可能性が高い。
どちらにせよ、浮気というリスクは身近に溢れているということだ。
イケメンの浮気を恐れて、顔を妥協して、好みでない真面目な人と結婚したとする。もし、それで浮気された場合「その顔で浮気する?離婚だな」と即思ってしまう自分が思い描けた。
結果、どちらにせよ浮気の可能性がゼロでないならば「好みの顔の人と結婚しよう」ということに決めた。
相手に妥協したくない。
自信をもって、パートナーを紹介できる。そんな心持ちでいたかった。
ここは好きだけど、ここは目をつぶるか...なんて、私には出来る気がしなかったのだ。
きっと、目をつぶった部分が、どんどん膨らんで、いつかハジけて、好きの気持ちすら消えてしまう可能性がある。
ハジけて、消えてもいいよ。ってどんだけ、なんちゃらかんちゃら
そして、私は結婚した。
夫は塩顔系のイケメンで、穏やかで器がでかい。
お酒好きで、歌が上手く、基本ローテンション。
毎日のように2人で冗談を言って、笑って生活している。
しかし、優しいイケメンなので、言い寄ってくる女がいる。人のものを手に入れたいという人間は、一定数いる。アホみたいなぶりっ子に、言い寄られているのを見たことがある。
世の中には、いろんな人がいる。うんうん。
それでも「彼にとって私以上はいない」と自信を持って生きている。自信をつけてくれたのは、きっと他でもない、夫なのだ。(もちろん、自分の努力もあるよ)
寝起きでグシャグシャのおはようも「子供みたい」と笑われ、白くてフワッとした服を切ると「妖精さんだ」と微笑まれ、すっぴんでニコっとすると「奇跡のアラサー」と言われる。(ただの童顔)
「ほんと怒らないよね、すごい」と安心され、「すずと出会ってなかったら、一生独身だった」と定期的に言われ、「すずの手料理がないと、もう生きていけない体になってしまった」らしい。
長く一緒にいても、思っていることをきちんと言葉で伝えてくれる、そんな夫はすごいなと思う。小さなことにも、感謝を忘れない夫は、すごい。
友人が、意図に沿わないことをしてきたときも「きっと、考えがあってそうしたと思うんだ、彼は悪くない」と、誰にでも優しく、人の悪口をほぼ言わない。
妥協せずに、結婚相手を選んでよかったと、心底思っている。
「妥協」って思う事と、「許せる」って思う事は、全くの別物。
妥協はしなくていいけれど、許せる力は鍛えた方が、強く生きられる気がする。
結婚なんて、許し合う力が試される、試練。
仕事のチームメンバーに「クライアントに何を言われても怒らないすずは、仏もしくは菩薩」と言われるが、私だってイラつくこともあるんよ。でも、仕事だからな!笑
許す力と、受け止める力が、年々高くなっているのかもしれない。
あたい、菩薩になるよ。
(無理な要望のときは、クライアントだろうと「無理ですね」とハッキリ言うけどな!ははは)
さぁさぁ。
さぁ、あなたが結婚するなら、どんな人と結婚したいですか。
なにも用意せずに、結婚しようと婚活しても、迷走するだけなのよね。
用意とは?
→自分の本当の想いや、自分の生き方と向き合うこと。
自分がどう生きたいのか分からない状態では、相手を見つけることなんて出来ない。出会ったとしても、今の自分に合っているのかすら分からず、なんだかうまくいかなくなる。
自分と向き合うって、むずかしい。
でも、それをしないと、ずっと生きづらいまま。
自分と向き合って、生きやすくなろうぜ。(急に男らしい)
どうせ誰かと生きるなら、自分の人生にあった人と一緒に生きよう。
一緒にいると優しくなれるひとと、一緒にいよう。
「だれかに役立ちますように」と時間をかけて書いています。 あなたのサポートは、めぐりめぐって誰かのために...♪ ぐるぐる、まわる。