見出し画像

取材◆埼玉 大宮-2022/04/27

朝8:30起床。今日も朝のブッフェで美味しいものをしこたま食べた。

部屋に戻って写真の編集をし、チェックアウトののちホテルに着替えの荷物を預けてフロントで作業。コンセントがないのでiPadの充電を気にしつつ、足りない写真を補完しようと街へ。銀座通り商店街とルミネ2の地下入り口前などを撮った。意外と時間が足らず焦りながらまめの木に向かい、デザイナーのMさん、広告代理店のYさんと彼女の上司であるSさんと合流。

画像4

先にルミネの社員食堂で候補写真の共有をし、どれを提案するか確認した後、ルミネの担当者さんに初めてご挨拶した。デザイナーさん、広告代理店さん、そしてルミネの担当者の方々と、周りが全員仕事の出来る雰囲気バリバリの中とても緊張したが、和やかな雰囲気で気さくにお話しくださり、無事に大阪のお土産も渡せてほっとする。
話し合う中で、どの風景を描くかが大まかに決定した。

ここで取材日程はひとまず終了である。
長いような短いような、貴重な時間だった。

画像5

クライアントの皆様と解散した後、描くと決まった場所の補足を撮るため再び街へ出る。資料として使う時、何がどうなっているのかわかるようにモノの細部まで撮影した。

大宮駅の改札前で埼玉物産展をやっていて、思わず引き寄せられる。わたしは物産展が大好きだ。今はまだ荷物を増やしたくないので、声をかけてくれた日本酒コーナーのおばさまに何時までやっているのか教えてもらう。「それまでに売り切れて欲しいけどぉ〜」と付け足されて、かわいい。

画像4

今まで散々ひとりめしが苦手だと書いてきたが、ここへきて少し心が動いた。なぜなら丸井大宮を探索していたところ、わたしの大好きな"ねこねこ食パン"を使ったプレートが食べられるお店を発見してしまったからだ。「PASTEL」というイタリアンの店で、気づけば中へ入って注文していた。一人で密やかにテンションを爆発させながら、かわいいごはんをいただく。

昼食をすませた後、再び街へ。
荷物が重い。なにせiPhoneと12.9インチのiPad、一眼を携えているのだ。遂に肩の限界がきて、ホテルに戻って荷物を預けることにした。

軽くなった身体で、今まで歩いたことのない桜木町の住宅街方面に行き、街を観察してみる。新しい建物も多く戸建もあり、のどかな印象だ。水路もある。比較的ゴミがなくてキレイで、暮らしやすそうだなと思った。
2時間半ほど歩き回ったあとホテルに荷物を取りに行き、フロント横のソファでしばし体を休ませた。

画像5

そろそろ帰阪へ向けて動き出す。先程見つけた大宮駅の埼玉物産展に戻り、嬉々としてカゴをいっぱいにレジへ行くが、現金以外はだめと言われてしまい、持ち合わせが足りず泣く泣くジンと少しのお菓子を諦めた。
たくさんのお土産を抱えて、品川駅へ向かう電車に乗る。疲れが追いかけてくるのがわかったが、頑張って起きて車窓を愉しんだ。

品川駅に着き、予約した新幹線まで時間があったので品川の街へ出てみた。帰宅途中のサラリーマンで賑わっており、路地へ入ると居酒屋への勧誘が多くびびりちらかす。うろうろしたが飲み屋しかないので、駅前のアトレ品川へ戻り「つばめキッチン」へ。

胸を張ってフリーランスとも言えぬご身分なので、ライスをつけずにハンバーグのみを注文する。気の良さそうなおじさまが運んできた料理には、謎の葉っぱがのっていた。食べるか迷って口に入れてみると、すさまじい香りがする。クレソンというやつだろうか。これは食べるのは野暮かもしれない。帰阪した後いろいろな人にこのことを話すのだが、未だに食べるのが正解だったのかわからない。

画像1

美味しいハンバーグに身も心も満たされたところで品川駅に戻り、新幹線に乗った。3列の一番窓側で、廊下側2席には既にサラリーマンが座っており、奥へ入らせていただく。上司と部下の出張と思われる彼らは、お弁当と缶ビールを嗜みながら恋愛相談や職場の噂をしていた。彼らが名古屋で降りたので、その後は一人で3列の席に座り、とろとろと眠りながら大阪へ。

最寄駅を出ると、花壇に花がいっぱい咲いていた。大宮も良かったけど、地元も落ち着くわね、と思いながら、沢山のお土産を携えて帰路に着いた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?