誹謗中傷を助長するSNSウイルスの影響
タレントのフワちゃんが、お笑い芸人のやす子さんに対して誹謗中傷を行ったとされ、話題になっています。まぁ、誹謗中傷を肯定する気は全くないが、個人的には今回の事案は2パターンの可能性があると思う。
①ネタのつもりでお笑い芸人をいじったけど、文脈がなくて単に相手を傷つけた
②裏垢で書き込むつもりが、誤爆した。
個人的には①であってほしいと思いますが、詳細が不明なため、解決するまでは深く言及しないようにします。
SNSウイルス 日本株の感染拡大
今回の一件でまたいつものSNS病が発症していることを懸念したい。
このウイルスは、攻撃の対象が明確で反撃される恐れがないときに発症する。そして一度発症すると爆発的に拡散され、悪化(過激化)していく。
この病の厄介なところは、患者は自分が正常だと思い込んでいるところだ。
「悪いことをした人が叩かれるのは当然」と言う認知なので、何を言っても考えが変わることはない。
むしろ患者に何かしようものなら、ゾンビのように噛み付いてくるのだ。
この病は大きい事件、事故、インフルエンサーの炎上や芸能人の不祥事の時に発症する。暇なニートやフリーター、学生や専業主婦から感染し、夕方になると仕事終わりのプロレタリアにも感染拡大し、夜になるとまとめサイトも取り上げて大爆発する。
正直同じような光景を、10年くらい見てる気がするので「いい加減に学習しろよ」と思うのだが、彼らにとって大切なのは人生ではなく、スマホの向こう側の人間なんだろう。それはそれで幸せかもしれない。
そしてすっきりした後はまたいつもの日常に戻る。
現実はいつも同じ景色をしているが、スマホは私たちに刺激をくれるのだ。
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