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秋野菜の生育スケジュール再考。栽培日誌を見直そう。

昨日は関東は雨が降ると言われていましたが、結局、見沼菜園クラブの周りには降らなかったようです。

予算管理をやったり、里イモの店頭販売のメールを流したり、ブログを更新したりとやることが山積みで慌ただしく時間が過ぎていきました。

9/22に種まきした台湾小白菜が先々週ぐらいから収穫可能になっています。
つまり「お彼岸まき」で1ヶ月で収穫可になっている、また、無農薬でもあまり害虫被害を受けていない、ここが重要な気がします。

9月前半まきの小松菜やチンゲンサイはかなり虫害を受けました。そもそも、9月早々に種まきしたのは、端境期を少なくして、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでお届けする野菜の供給を安定化させたいからでした。

しかし、9月上旬まきのアブラナ科葉菜はかなり虫害がひどく、さすがに売り物にするのは難しそうです。

9-10月の供給を考えた場合、オクラ、キュウリ、カボチャ、マメ類(インゲン、ナタマメ、四角豆など)、夏葉菜(空芯菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ)等でけっこうまかなえるとしたら、アブラナ科葉菜の種まきは9月中下旬まで遅らせた方がよいのかもしれません。

そもそも、なんで9月初に葉菜をまくことを考えたかと言うと、コロナ禍以後、宅配需要が急増した事に端を発します。新しい農地も借りて生産増強して対応してきて、とにかく、一刻も早く端境期を解消するようにしようと思って、9月初(どころか7-8月まきも)葉菜種まきが着想されたわけです。

しかし、農地が広がり、栽培法も失敗もありましたが、かなり改善されてきて、各季節ともいろいろな野菜が育つようになってきました。そのため、この間、9-10月の端境期がかなり乗り切れるようになってきました。

つまり、試行錯誤の果てに一応生産増強には成功してきている、その中で、「8月-9月初葉菜種まき強化路線」が正しいのかと言う問題が提起されているのだと思います。

まぁ、半農でお金を稼ぐ菜園起業には、菜園起業なりのマネージメントが必要で、「経営環境」の変化に応じて、栽培計画も見直していく必要があると言うことでしょうか。

栽培日誌を見直して検討していきたいと思います。


2週間予報は、やや気温が高めの方向に変わったようです。11月12日頃から気温が低下するとの予報でしたが、前半はどうやらかなり高めで推移しそうです。

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