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生身の人間から言われても大丈夫なように、「キュンです」とPCに喋ってもらった。

こんにちは、インターン生のハマダです。

過去に↓のような記事を書かせていただきました。

今回は巷でどうやら話題の

「キュンです」

について、自分が感じたことをまとめてみたいと思います。

衝撃が走った「キュンです」との出会いについて

あまりの衝撃で、どの媒体から発せられた言葉であったかは忘れてしまいました。面目ない。思い出せることといえば、確か「キュンです」の前に何か単語が付いていたような?

微かな記憶を頼りに決死の調査を進めたところ、ついにルーツにたどり着きました。

出典:YouTubeチャンネル名「ひらめ」様

皆さんはお聞きになったことがありますでしょうか?

自分とは無縁の世界であると察しつつもこの曲をフルで聞いたとき、ふと自分の頭の中に浮かんだ情景、

それは、

「万が一キュンですと言われたら慌てふためきそう」

というものでした。

ただの妄想ではありますが、現実は何が起こるか分かりません。ということで、本格的に「キュンです」の実態を調査することにしました。

調査報告書

「キュンです」は若者言葉である為、言葉の定義が曖昧な可能性がありますが、以下に辞典、記事の引用を載せさせていただきます。

キュンですとは、キュンですの意味。
キュンですとは、胸がときめく(キュンとする)動作やしぐさに対する褒め言葉である。最近は、猫や犬などのペットに対して「キュンです」と言うこともある。2020年頃、動画共有サービス「TikTok」(ティックトック)などにおいて中高生の若者を中心に流行した。

キュンですの言葉を発する際には、親指と人差し指を交差させてハートの形を作り、相手に見せつけるのが一般的である。

出典:実用日本語表現辞典

1行目からインパクトが強い。

「キュンです」に向き合うのには、それなりの覚悟が必要だぞと言われているような感じがします。

そして、驚いたのが、「キュンです」を発する際に指でハートの形を作り、相手に見せつけるスタイルもあるということ。水戸黄門でお馴染みの、印籠を見せつけるシーンとほぼ同じといっても良さそうですね。

「きゅんです」の意味
文字通り「胸がきゅんとときめいた」ことを意味します。15秒以内の短い動画を簡単に作れる『TikTok』では、曲に合わせて「きゅんです」とポーズを取った動画が可愛いと大ブーム。普段の生活でも、心がときめいたときにこのフレーズを使う若者が多いようです。

「きゅんです」を使うタイミングは?
「可愛い」「嬉しい」「楽しい」といった気持ちから、心がときめいた時に使います。好きな人や、その人の言動にきゅんと来た時や、ペットを見て可愛くてきゅんと来た時に、「きゅんです」がぴったり。SNSでは、好きなアイドルにときめいたファンがこの言葉を使って思いを表しています。

「ポケットからきゅんです!」って?
TikTokで有名になった曲のタイトルです。“ひらめ”という歌手の方が、言葉として流行っていた「きゅんです」を使って作詞作曲をした歌になります。この曲に合わせて、可愛くポーズを取った動画を作るのがブームになり、女の子たちがこぞって真似をしています。

出典:https://oggi.jp/6325547

ここまでの情報を見て皆さんはいかが感じたでしょうか?

当の私は、

「うかうかしていられない、早急にシミュレーションを実行せねば。」

と、感じました。

心がときめいたときに相手はこのフレーズを発するかもしれない。それなのに、そのフレーズを受けた自分が動揺してしまっては恰好がつかない。

とにかく一度「キュンです」と言われる経験をせねば。

音声読み上げプログラム、作成。

プログラミング関連の動画を漁っていた際、こんな動画に出会いました。

出典:YouTubeチャンネル名「直也テック」様

この技術が救いをもたらしてくれる、そう確信した私は、早速動画を参考にプログラムを書くことにしました。

import pyttsx3
engine = pyttsx3.init()

rate = engine.getProperty('rate')
print(rate)
engine.setProperty('rate', 150)

engine.save_to_file('キュンですキュンですキュンキュンです', 'test.mp3')
engine.runAndWait()

プログラムの細かな説明は割愛させていただきますが、このプログラムがどんな動きをしてくれるかについてざっくりと説明すると

自分が指定したテキスト(キュンですキュンですキュンキュンです)をPCが読み上げ、それをMP3形式の音声ファイルにする

といった流れです。

ちなみに、テキスト後半の「キュンキュンです」とキュンを繋げた理由は、もしかしたら「キュンです」の扱いに長けた人が、そのように言ってくれるケースがあるかもしれないからです。

念には念を、これが私のスタイルです。

プログラムの実行は上手くいったので、実際に作成された音声ファイルを皆さんにもお届けいたします。

音声を聞いた感想とまとめ

今回利用した機能は、あくまでPCに標準搭載されているもので、人間がリアルに話すように読み上げてくれるレベルに達してはいませんが、

この音声を聞いたとき、

私は勝利を確信しました。

心が一切ときめいていないであろうPCからの無機質な音声だとしても、
同じ「キュンです」には変わりがありません。

「キュンです」耐性が身に着いた今の私なら、口から言葉として発せられた「キュンです」はもちろん、不意にポケットから出されたキュンに対しても動揺を見せることはないでしょう。

(ポケットから出されるキュンは音声ではなく、実体である可能性があるため別途対策が必要なのでは?という疑問が生じますが、この問題の解決は未来の世代に託します。)

いつか対面で「キュンです」と言われることがあったら、その日のうちに自分の心の模様を詳細に書き連ねた記事を書きますので楽しみにしていてください。

ここまで記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。

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