9,240秒後、泣いた。
こんにちは、インターン生のハマダです。
今回は、絶賛公開中の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見るまでに至った経緯を短く、そして本編の核心にせまるようなネタバレは一切無しで書かせていただきたいと思います。
エヴァとの出会い
「エヴァ」という単語は中学生ごろから自然と耳にしていたのですが、今年の3月まで全く内容は知りませんでした。
そんな自分ですが、映画公開日が近づくにつれ、
弊社代表から「エヴァ」というワードが呪文のように放たれるのを聴いたり、世間が「エヴァ」「エヴァ」と興奮している様子を見て、
「そこまで話題に上がるなら気になる」
、とまずはTVシリーズを一から見てみることにしました。
この行動が後に、ハマダの春休みを「エヴァの呪縛」にかけるとはつゆしらず...(ナレーション風)
シンヤ・アニメ・タイム
春休み期間ではありましたが、世間の情勢や、大学のゼミ活動がびっちりと入っていたため、特にこれといった娯楽は自分にはありませんでした。
しかし、そんな僕を満たし、明日もまた頑張ろうとやる気にさせてくれる唯一の存在がエヴァでした。
個人的にはエヴァは、夜遅い時間、一人で見るのがピッタリだと思っています。(異論は全て認めます)
朝・昼・夕と活動し、眠りにつく前にエヴァを1~2話分見る、
これが自分の春休みルーティーンでした。(恥ずかしくて人に言えない)
TVシリーズを全て見終えた勢いそのままに、旧劇場版、そして現在公開されている「新劇場版」シリーズ3作品までも踏破してしまい、気づけばそれと同時に自分の春休みも終わりを迎えようとしていました。
映画館へといざ、出陣。
いよいよエヴァの完結を見届ける時が来てしまった。
今までの作品に対する感想はここでは割愛させていただきますが、
最新作を見るまでの自分の感情を一言で表すならば、
「終わらないで」
「置いていかないで」
こんなところでしょうか。(二言)
最後を見届けたくありませんが、このままエヴァに依存するのはマズイ。
そのような心の声が聞こえたので、意を決し劇場へと足を運ぶことにしました。
鑑賞するならもちろん一番遅い時間帯でしょ!
ヒトリ×夜じゃなきゃエヴァと向き合えない!
夜遅ければ人も少ないだろうし!
3つ目の勝手な憶測は劇場に着いた途端崩れ去ってはしまいましたが、
自分と同じような気持ちでエヴァを見たいと思う人はこんなにもいるのだなあ、と少しだけ気持ちが良くなりました。
154分。
上映時間が長い、と風の噂で聞いていたので、
「残酷な天使のテーゼ」を聴きながら(ネタバレ防止も兼ねて)、
事前にトイレへ行き、用を済ませる任務を遂行。
心も身体も準備は万端。
4番スクリーンで他のお客さんがポップコーンを頬張る音(極小音)を聞きながら、
静かに一人本編開始を待っていました。
泣いた顔を見られたくなかったので急いで帰った
エンドロールが流れている時、涙を流していることをやっと自覚した覚えがあります。
自分が涙した原因は様々ありますが、作品の内容について触れない程度
(自分のようにまだエヴァを知らない方がいると思いますので...)
でその一つを語るとするならば
「作中主人公の親子関係が、現実の自分と父との関係に似ているから」
でしょうか。(自分語りは控えます)
さいごに
「エヴァンゲリオンって何だか複雑過ぎて何言ってんだか分からない」
作品を表面的に見れば、このような感想は確かにその通りだと思ったりします。
ですが、「エヴァンゲリオン」という作品が見る側の人々に伝えたい事、
それは決して複雑なものではなく、むしろ誰もが感じ取れる普遍的なもの
ではないかと考えたりしています。
自分はこの作品から「親子愛」を感じ取りましたが、何を感じ取るかは人それぞれでしょう。
作品を見たタイミングや年齢、その他諸々の要因が影響して、
見る度に違うものを感じ取れる、
それがエヴァンゲリオンだと勝手に思っています。
最後になりますが、エヴァンゲリオンと自分を結び付けてくれた弊社代表には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
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