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Clear.について

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ミズイロノアカ1stフルアルバム『Clear.』について、作詞作曲編曲からの視点で書いていきます。
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#齋藤懐寛

#10 Air.

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去年の今頃には出来ていた曲です。
「君は空」という一節が急に浮かんで作り始めた事を昨日の事の様に感じます。

テーマは【空】
空というと俺は漠然と青空、晴れをイメージします。
でも、空自体には時間も天気もないんです。
周りを写す鏡でしかないんです。
太陽が登れば朝になり、月が登れば夜になる。
雲が有れば曇りになるし、無ければ晴れ、雨雲があれば

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#9 Horizon

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もともとはこの曲がアルバム作る上でのタイトル曲になる予定でした。
アルバムタイトルがフォースだったとても短い間の事でしたが。
この曲名もフォースで歌詞も全然違いました。
というか、アルバムタイトル変わって一から書き直した。
そしてサカナクションのフクロウをすごーく意識した曲。

テーマは【旅人】
サカナクションのフクロウは旅人の歌だと思ってい

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#8 プリズムの憧憬

#8 プリズムの憧憬

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さて、残り3曲です。
最後まで走り抜けたいと思います。

この曲から3曲はアルバム曲として作成しました。
俺の作曲方法は、まずその曲のメインになるコード(伴奏)を探します。
それは単純にCかもしれないし、テンションノート盛り盛りのコード(なんか難しいやつ)かもしれない。
ビビッとくるまでダラダラと弾きます。
ビビッと来たら今度はメロディと歌詞

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#7 肌と肉と血と骨と

#7 肌と肉と血と骨と

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この曲はシングルで発表済み曲の中では一番新しい曲になります。
アルバム10曲中この曲だけ、ベースを俺達と同郷、川越市のロックバンド『黛』のリーダー長谷川拓夢君に弾いてもらいました。

普段の彼はギターボーカルなんですが、とても良いベースを弾いてくれました。
最近では『GUN SMITH』というバンドでベースも弾いています。どちらのバンドもかっ

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#6 アイ

#6 アイ

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この曲も結構古いですね。
プロメテウスの火とほぼ同時期に出来ました。

テーマは【離別】
音楽学校を卒業して突然一人となり、「うわー、めーっちゃ寂しーわー。」と思い作りました。仮にも学校なんだから卒業する事なんて始まる前からわかっていた事だけど、やっぱつれぇわとなりましたね。
しかし、そうやって寂しさを感じられる程の良き友、良き師に出会えて本

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#5 ニル

#5 ニル

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一番古い曲です。
19歳の時に作りました。
当時メーザーハウスという音楽学校に通っていて、そこの卒業ライブへ向けて学生生活最後にかっこいい曲作りたいなーと思い作りました。

テーマは【選択】
人生は選択の連続と誰かが言っていましたが、まさにそうだと思っています。
誰かに助けてもらえることはあっても、救ってはもらえないと思うので、自由のない選択

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#4 プロメテウスの火

#4 プロメテウスの火

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この曲は今回のアルバムで2.3番目に古い曲ですね。
20歳くらいの時に初めて宅録(自宅録音)環境を整えて実験的に作った曲です。
作成当時、シンガーソングライターとして活動していましたので、シンガーソングライターがいきなり一人でパンクやり出したもんだからみんな頭いっぱいの?だったでしょう。

ちなみに#4.#5.#6と古い曲が続きます。

テー

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#3 今、進め。

#3 今、進め。

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※ワタクシのミスにより、配信ストア等では『今、すすめ。』となっていますが、『今、進め。』が正しい表記となります。スミマセン…。

この曲はシングル2枚出すぞーってなった時、既存曲だけじゃなくてそれぞれに一曲ずつ新曲入れようという事になり作成しました。
わりかしすぐ出来たような、時間かかったような…。どっちだったかな?

テーマは【合唱】
これ

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#2 シャイニング

#2 シャイニング

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22歳〜23歳くらいまでの間、音楽活動を完全に止めて普通に生きようと思っていた時期が有りました。
その結果定職につき、文字通りなーんの不自由もない日々を一年くらい送ることができました。
そこそこ働けばそこそこのお金を貰い、休みたくなれば休み、沢山お金が欲しければ沢山働く。
当時は実家に住んでいたので、あったかい布団もお風呂もご飯も全自動で用意

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#1 clear.

#1 clear.

作曲/編曲:齋藤懐寛

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もともとはライブのオープニングSE(登場曲)を作ろうと思って作り始めました。
作り始めた時にはアルバム作るという話すらまだありませんでした。

少ししてアルバムを作ることになり、一曲目にはインスト入れたいなーと思っていたところ、少しずつ作っていたこの曲が俺の想像を越えてくれたのでこの曲を採用しました。

テーマは【秋】

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Clear.

Clear.

そもそもなんでアルバムを作るって話になったのか。

それは、[シングルで発表したモノに納得がいかなかったから]これに尽きます。当時の俺たちにとっては『よく出来た』なのかもしれませんが、今改めて聞くとミックスは決して悪くないけど、音圧の面でかなりの物足りなさを感じてしまいます。
あと、単純に二人とも下手くそすぎ、アレンジしょぼい。
ミュージシャンにとって曲録り直すのには充分すぎる動機である。役満。

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